[続報]法施行により行政・病院・学校などが禁煙に
先日もお知らせした、7月1日から施行された改正健康増進法の各報道、その後もありましたのでお知らせします。
前回 → 改正健康増進法、一部が開始! 受動喫煙被害撲滅の各地の動きは
※以下報道リンクもいずれ開けなくなるものがありえますので、早めに閲覧、必要な情報はワードなどに移しておくとよいでしょう。
例によって記事リンクの下の囲みはその抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
屋内禁煙へ・・・喫煙続けるか禁煙か?“意外”余波も
=『テレ朝news』(ANN NEWS)19/06/30=
“「スモーカーズカフェ・ブリケ」。……禁煙の流れが進むなか、あえて逆張りの戦略に”
“元愛煙家の井筒和幸監督は……「ふざけるな、小便行っているのと同じじゃないか。市役所の中で吸える場所がないから、外に行くしかないから。そんなことでガタガタ言ってんじゃねえよ」”
きょうから完全禁煙 学校 病院 行政機関などの屋内
=『NHK NEWS WEB』2019年7月1日 4時59分=
“対策を怠った場合、施設の管理者には50万円以下の過料が科されるほか、禁煙の場所で喫煙した人についても、施設の管理者からの注意に応じない場合などには30万円以下の過料が科されます”
“一方、飲食店や企業などの規制は、来年4月1日から始まり、規模の大きな店舗や新たに営業を始める店、それに企業のオフィスは喫煙室以外は禁煙となるほか、規模の小さい店舗も喫煙できることを店先などに表示しなければならなくなります”
屋外喫煙所めぐり近隣と対立も 「屋内全面禁煙」施行
=『産経新聞』2019.7.1 17:13=
“悪質な違反者には罰則の適用(過料50万円以下)も始まった”
“板橋区は庁舎内の喫煙所を撤廃する代わりに、屋外に公衆喫煙所(約10平方メートル)を設置。だが近隣からの苦情が相次ぎ、反対署名2千筆以上が区に届いた。7月1日の開設を目指していたが、9月以降の延期に追い込まれた。
「お年寄りや幼児も近くを通る。勝手に喫煙所の設置が進められており、健康被害が心配だ」。近隣の女性(54)は憤りをあらわにする。反発が強まっていることに対し、区の担当者は「問題点があれば検証しながら運用を考えていきたい」と話した”
役所や学校 改正健康増進法施行で原則禁煙に でも北海道庁 屋外では喫煙可能…なぜ?
=『北海道ニュースUHB』19/07/01 19:29=
“根室市にある道の振興局でも今朝、これまで使われてきた屋外の喫煙所を撤去しました。ところが…
記者:「一方、道庁では一定の基準を満たせば利用が認められる場所としてこのように張り紙が先週から貼られ、利用ができるままになっています」……例外的に屋外に喫煙所を開設できるとしているため、道庁もこれに合わせ屋外の喫煙所を残した”“一部の振興局が全面禁煙に踏み切ったのに本庁ではなぜ喫煙所を残したのか。担当者に聞いてみると…。
……「職員も含めて喫煙率が高いと状態にありますので、(全面禁煙にすると)近隣のビルの下とかで吸われてもビルの関係者の方にご迷惑をおかけしますので……配慮したところです」 ”
【HTBニュース】健康増進法改正 喫煙・禁煙ルールどう変わる?
=『HTB北海道テレビ』2019/07/01=
屋内禁煙余波 隣の公園は「喫煙難民」であふれ返る
=『テレ朝news』(ANN NEWS)2019/07/02 20:22=
“都庁に隣接する新宿中央公園。その中にある唯一の喫煙所ではパーテーションからあふれるほど人が集まっている”
“新宿区としては都庁側で喫煙者の受け皿を考えてほしいという思い”
以前の厚労相で、「タバコは1000円に」と発言したらマスコミやエセ識者に叩かれた方のブログ。
受動喫煙対策強化の改正健康増進法 7月1日一部施行
=『小宮山洋子オフィシャルブログ』2019-07-02 20:05:25=
“……人事院は、6月に「敷地内禁煙が原則であり、屋外喫煙所の設置は推奨しない」という通知を省庁に出しました。
敷地内全面禁煙を7月1日から採用すると決めたのは……7都県だけ……37道府県は、敷地内にある屋外喫煙所を使い続けるか、人通りの少ない場所に移設するかした”“私が住んでいる長野県の県庁では、屋内は禁煙とし、屋外は本庁舎屋上と庁舎から離れた緑地内の2ヶ所に喫煙所を設けています。屋上では喫煙可能区画を限定し、緑地内の喫煙所では小屋を設けることで、「非喫煙者と一定の距離を保つことができる」としている、ということですが、よほど本格的な施設を造らないと煙の被害は防げず、出入りの時にも外の空気を汚染します”
“この法律を所管する厚生労働省は、率先して取り組むべきですが、現在屋外に1ヶ所ある喫煙所について「撤廃を検討中」ということで、しっかりしてもらいたいと思います”
“喫煙者が外の喫煙所に流れ、周囲に影響が出ると懸念する声もあがっている、と報じているものもあります”
さいごに、当機構の理事、われらが渡辺文学氏も、ブログに、報道の状況を書いています。
改正健康増進法とメディアの論調
=『大自在荘通信』’19年7月5日=
“まず、最も大きく取り上げたのは、毎日新聞……しかし、その内容はかなり消極的なのが残念”
“朝日新聞は……「喫煙者締め出され…周辺懸念」というタイトルで……これも褒められたものではありません”
“東京新聞は……「学校・病院・役所 悪質違反者に罰則」ということでまあ、合格点……同じく1日の夕刊で東京新聞は……サブ・タイトルが「「健康にいい」/愛煙家“さらに肩身狭く”」として、これは問題”
“2日は読売新聞……サブタイトルが「吸いたい 公園へゾロゾロ」ということで、「都庁のたばこ難民が近くの公園に流入し…」などとかなり禁煙の足を引っ張る記述。産経も「煙たがられる屋外喫煙所」というタイトルで、本文では「今さらやめられないし肩身が狭くなるばかりだと嘆く」などと、これまた禁煙推進に冷や水をかけるかのようなコメント”
写真は、大阪家裁の掲示。(FB禁煙グループ投稿よりいただきました)
裁判所は「第二種施設」にあたり、今月施行の対象ではないのですが、各地で禁煙が進んでいます。
(この一種、二種の違いや禁煙化の各地の状況などについては、『STOP受動喫煙 新聞』今月発行予定27号で大和浩教授が詳しく述べています)
ユカタンさんの気持ち良く分かります。
私も人間不信になりそうです。
手の動きとポケットにタバコが入ってないか見てしまいます。
周囲の喫煙しそうな人全員をチェックしてるととても疲れます。
男性がいると、この人もこの人もと疑いたくなり、近くに来られると離れたりし、落ち着けません。
そして、隣人にも裏切られた感で、本当に嫌になりました。
いつタバコを吸い出すのだろうと、落ち着いて家にも居れません。
本当にこの精神的な負担は苦しいですよね!
パンダさん、いつも細かいところまでお気遣いありがとうございます。
結局、人の多い場所に行けば、そのようなタバコを吸い出さないだろうか?等とチェックばかりで、くたびれてしまいます。
タバコ煙害のない暮らしがしたいですよね!
それが今世の中で一番自身を苦しめていることだから。
病院に行きました。
昨日の三次喫煙発作で朝も発作が出ています。
医師に市役所の喫煙所の話をしたら「公共の場所に喫煙所を置くこと自体おかしい」と医師も言っていました。
民間の病院は敷地内禁煙と法律で決めておきながら、どうして公務員の市役所に喫煙所が許されるのか、私も納得がいきません。
病院じゃなくても、どこにだって病人はいるし、市民の健康を考える立場の機関が、市民の健康を害する物を建設とは、自分たちがおかしいと言うことに気づいてないのでしょうか。
それも、80%以上の非喫煙者の、税金を使って。
医師も共感してくれ、市役所の知り合いに、私の怒りを話してくれるそうです。
定期的に通院しているクリニックの主治医に受動喫煙症状とする診断書をお願いしたことがありましたが、診断書を出しても仕方ないというような言い方をされたんです。
専門ではないから仕方ありませんが。
日によってタバコ煙害からの症状は変わります。
前日は部屋に入り込んだタバコ煙害から、目の中まで痒くて《偽花粉症》みたいになりました。
そして、寝て起きたら喉と肺が痛め付けられています。
ユカタンさん
患者が診断書を必要なのであれば、医師が診断書を拒むのはおかしいと思います。
そして、正しい診断結果なのであれば、医師も自信を持って診断書を書くべきです。
私は受動喫煙で退職したのですが、医師の助言で、受動喫煙は咳喘息に良くないし、喘息にも移行する可能性があるから、禁煙にして貰うように言われました。
しかし、会社側が禁煙には出来ないと言ったのと、たとえ禁煙にしても全室汚染されており、三次喫煙でも発作が出ていたので、退職しか方法がありませんでした。
ハローワークで最初の医師の診断結果を書いた書類が必要だったのですが、それを拒まれました。
どのタイプの失業保険の給付対象者かを判断する為のものです。
退職の責任を取らされると思ったのか、診断に自信が無かったのか、書類を書く事を拒み、他の病院に検査に行き、そこで書いて貰うように紹介状を渡されました。
しかし、最初の症状は他の病院では診てないので書けません。
期限ギリギリまで何度も説明し最初の病院で何とか書いて貰いました。
私たちのような病気は特殊で、医療界では受動喫煙症がないということで、自信のない医師は拒むのかも知れません。
患者は自分の事なので色々調べますが、結構、医師も知らない事が多いと感じる事があります。
そして知らないとは言えずに、患者を見下した態度を取る医師もいます。
忙しいとは思いますが、間違った診断をしない為にも、もっと専門とする大学病院などに問い合わせるなど、医療業界同士の連携を取って欲しいと思います。
医師が診断書を拒むのはおかしいという事について、パンダさん賛同していただき勇気が出ました。ありがとうございます!
病院でも、主治医が喫煙者ならば、話が噛み合うはずがありません。
また、喫煙者である事を隠したがる。嘘をつくようです。
喫煙者だなあと、今になっては見抜く事が出来るようになりつつあります。
医者が喫煙者であれば、診察での話から、噛み合うはずがありません。
診察を受けていれば、医師としての全体像も目に入ってきます。
そこで足を揺するようにされれば、患者としては、落ち着かなくなります。
他人に苛立つような様子を見せ付けるのは喫煙者のやることです。
診察内容も、食事はどうしてるか何て、心配も要らないことばかりです。
そのようにしていくうちに、医師に対して不信感が思えて来るのです。
ほんの一昔、病院では、医師さえ中で喫煙していましたよね。詰め所なんかで医師の喫煙する姿は、頭に焼き付いています。
患者が吸うスペースも用意され、本当に病人だか、わからないぐらいです。
医師が喫煙者なのにも関わらず、患者にタバコを吸うのは悪いと言っていましたね~。
ユカタンさん
じつは私は今週、年数回通院する歯科医院の待合室で、この前タバコ臭い患者に遭ったことから、その医院サイトへ、
「喫煙者の通院禁止、または喫煙後2時間の出入り禁止」のルール化の要望を送ったところでした。
しかもここはただの歯科ではなく、歯の金属除去や、内科として遺伝子検査を行なったりと、代替医療に取り組んでいるところで、医院理事長の著書も共感でき、また、『STOP受動喫煙 新聞』会員で化学物質症の人が、「消毒薬の臭いがしないので、唯一いける医療機関」と言っているところです。だからこそ申し入れをしたものです。
ユカタンさんも、どの医療機関でも、臆せず堂々と言ってみた方がよいと思います。自身のためにも、きっといる他の被害患者たちのためにも。
クリニックからは、二日後に、受付嬢らしき人から「検討します」というだけの電話がありました。
そのようなクリニックですから、前向きに検討してくれるものと期待しています。
正式な回答があったら、サイトで紹介したいと思います。
ちなみに、「喫煙者お断り」にしている医院もあります。(こちらは行ったことはないのですが)
http://www.jseikei.com/nosmoking.html
私の地区の屋外喫煙所は、市役所も含め、ATMの近くや出入り口の近くにあり、屋根と胴の部分だけ壁があるタイプなので、副流煙や呼出煙が直接流れてきます。
また、部屋のようになっている屋外喫煙所でも、出入り口前にあり、ドアや窓が開いている喫煙所なので出入りの度に受動喫煙を受けます。
これは基準を満たしているのでしょうか?
望まない受動喫煙を防ぐための、改正健康増進法だったのではないですか?
それには程遠い屋外喫煙所です。
市長に言っても何も対策をしてくれません。
しかもそのような新しい屋外喫煙所まで作りました。
特定屋外喫煙所の特定基準はどんな基準をいうのですか?
これではどこでも敷地があれば、喫煙所を設置できると言う事になりませんか?
これなら、固まって喫煙されるより、歩きタバコや車喫煙の方が通り過ぎればいいのでまだマシです。