役場敷地内に“闇喫煙所”!
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禁煙となり喫煙所を撤去した自治体が、敷地内で、職員どころか副首長までが、勝手に喫煙場所を作って違反を続けていた、という事件です。
報道は、“闇喫煙所”と表しています。
役場敷地内に“闇喫煙所” 副町長ら全面禁煙破る 非常階段下、生け垣で見えず 奈良・王寺町
=『毎日新聞』2019年12月18日10時41分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“役場敷地内を全面禁煙にしている奈良県王寺町で、平岡秀隆副町長(65)ら喫煙する多くの職員が敷地内にある施設の一角でたばこを吸っていたことが明らかになった。敷地内を原則禁煙とするルールに違反しており、平井康之町長は「……今後は違反行為があれば処分を考える」と”
“一般の人は入らない場所で、生け垣があるため外部からも見えない。階段には、コーヒーの缶や吸い殻がいっぱい詰まった黒いビニール袋が置かれていた”
“王寺町は2013年9月、県内39市町村で初めて、本庁舎敷地内の全面禁煙に踏み切ったが、やわらぎ会館屋上に職員用の喫煙所を設けていた。喫煙所の存在が昨年2月に報道で知られ、撤去した”
“撤去から数カ月後には、愛煙家の職員が非常階段部分で喫煙を始めたという。改正健康増進法が7月に一部施行され、役場庁舎敷地では「特定屋外喫煙場所」以外でたばこを吸えないが、町は役場に指定の喫煙所を設けていない”
前記、「喫煙所の存在が昨年2月に報道で知られ」は、以下のことのようです。
町民あ然、全面禁煙の施設屋上で職員らこっそり喫煙…奈良・王寺町、「抜け道利用」に批判
=『産経WEST』2018.2.20 14:00=
“……町施設の屋上にこっそり関係者用の喫煙スペースが設けられ、町職員らが行き来して日常的に喫煙していたことが分かった”
“「町民への裏切りではないか」との声も上がっている”
“入り口や建物内には「利用者のみなさまへ 敷地内は禁煙」との注意書きが貼られている。ホームページにも「全館・全フロア禁煙となっています。喫煙コーナーも設けておりませんので、ご注意ください」と記載され、町庁舎同様、禁煙が徹底されている。
ところが、一般の者が立ち入れないこの屋上が職員らの喫煙スペースとなっていた”“王寺町の対策は「まやかし」と専門家”
画像は奈良県のサイトより。ちなみに県の「たばこ対策」
[当サイトいままでの“違反喫煙”等関連ニュース]
違反喫煙者は通報しましょう ~職員の喫煙が動画に、市が釈明 ’18年11月
“勤務中禁煙”なのに多くの職員が「地方公務員法違反」の喫煙~宮城県登米市の失態 ’19年3月