大阪市長が公用車で喫煙、同乗者に受動喫煙を強制
フェイスブックのグループ「Smoke Free 2020 Tokyo Olympics」(追記・のちに「Smoke Free Japan」と改称)の’21年3月24日の投稿で、こんな事実を知りました。
市長が公用車で喫煙していたことは、前に報道で見た記憶がありますが、それへの市民からの追及があり、最近になって市が公式サイトで答えたものです。
大阪市長による公用車内の喫煙について
=大阪市 公式サイト『お寄せいただいた「市民の声」』2021年2月1日= ※’23年8月追記・このリンクページは開けなくなり、検索すると同テーマの新しいページが2種ありました。以下のまとめのあとに示しました。
役所サイトのページはやがて開けなくなることがあるので、スクリーンショットしたものを以下に記しておきます。(2枚。画像はクリックすると拡大します)
以下、質問と回答の全文です。
市民の声
2020年11月30日公表された回答を読ませて頂き、改めて確認したい事があります。
【市政側回答の一部】
『市長は公用車内で喫煙する際、換気に配慮するとともに同乗者の同意を得たうえでマナーを守った喫煙となるように努めているところです』
【今回の私の質問】
(1)要するに、市長はヘビースモーカーで、ただの一日も喫煙を我慢出来ないと言う事ですか?
(2)失礼を承知でお聞きしますが・・・普通なら我慢出来ると思いますが、非喫煙者に同意を求めてまで喫煙されると言う事は、我慢できない程の「病気」ですか?
【総括】
これは法律上問題ない・・・とかのレベルでは無いと思います。私はお酒は大好きですが、普通に我慢出来ます。これが我慢出来ないなら、アルコール中毒です。病気です。私は病気ではないので、誰かに同意を求めてまで、お酒を飲もうとは致しません。タバコ喫煙も同様です。ただの一日すら我慢出来ないなら「病気」だと思います。
更に言わせて頂くと、もし喫煙の同意を求められれば、市長のお願いと言う事で「嫌々でも了承せざるを得ない」状況があるかもしれません。もし私なら「嫌だが、仕方なく了承してしまう」になると思います。そんな気を使わせてまで「タバコ」って喫煙しなければならない物なのでしょうか?先ずは何より先に「受動喫煙」に対し、気を使わなければならないのではないですか?なにか、根本的な話しの様に感じます。そう言う事を深く考えもせず「同意を得た上で」等と、迷惑な喫煙を正当化するのは如何なものかと思います。
またこう言う状況こそが、今の大阪市の酷い迷惑路上喫煙に反映してるのでは・・・と感じずにはおれません。市の考え方
ご質問の(1)及び(2)につきましては、市長個人に関する内容であり、本市行政に関するお問い合わせではないことからお答えいたしかねますことをご理解願います。
なお、現時点において公用車内での喫煙自体は法令等で禁止されているわけではありませんが、ご指摘のとおり公用車内での喫煙が、非喫煙者の方にとって、望まない受動喫煙につながり得る行為となることから、市長も同乗者の意向に配慮することが重要と認識しております。
そのため、繰り返しとなりますが、市長は公用車内で喫煙する際、換気に配慮するとともに同乗者の同意を得たうえでマナーを守った喫煙となるように努めているところですので、ご理解いただけますようお願いいたします。担当部署(電話番号)
政策企画室 秘書部 秘書担当(秘書グループ)
(電話番号:06-6208-7237)対応の種別
説明受付日
2020年12月1日回答日
2020年12月10日公表日
2021年2月1日
回答は12月なのに、公開はずいぶん遅いのですね。
質問者がどなたか、まったく存じませんが、禁煙の活動者レベルの追及ですね。
“先ずは何より先に「受動喫煙」に対し、気を使わなければならないのではないですか?”
“そう言う事を深く考えもせず「同意を得た上で」等と、迷惑な喫煙を正当化するのは如何なものか”
受動喫煙に関しては、その通りです。大阪の対応は遅れています。
同乗者はどんな関係の人か知りませんが、関係者が「仕事として」乗車した、公用車は「職場内」ではないでしょうか。(私用で私人を乗せたらそれも問題ですし)
【追記 ’23年8月】
更新された同テーマのページ2種(題は同じ)を以下に記しておきます。
市長の車内喫煙について
=同 2023年2月1日=
市長の車内喫煙について
=同 2023年4月1日=
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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