タバコ会社が喫煙所を寄付! 「煙ない社会を」? 知事が感謝状…?!
加熱式タバコが売り上げを伸ばしているタバコ企業が、大阪府に喫煙所(紙巻タバコ用と加熱式タバコ用)を贈り、なんと吉村府知事が「感謝状」を贈った、との報道がありました。
タバコメーカーが喫煙所を寄付「ポイ捨て減、煙ない社会を」
=『Lmaga.jp(エルマガジェイピー)』2020.10.9 06:15=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“タバコメーカー「フィリップ モリス ジャパン」……が、大阪府に屋外分煙所を寄付。その感謝状贈呈式が10月8日、大阪府庁で開催され、吉村洋文知事が……副社長に感謝状を手渡した”
“『大阪府受動喫煙防止条例』に基づいて……路上喫煙をなくすために屋外分煙所の整備を進めている大阪府”
“「煙のない社会を目指している」という同社によって3月……同条例のモデル整備第1号となる屋外喫煙所が作られたが、新型コロナウイルスの影響により開所式ができず、今回感謝状が贈られた”
“吉村知事は、「……設置後はポイ捨てなども減り、受動喫煙対策として第1号の喫煙所を設置した結果。望まない受動喫煙を減らしていくということを目指し、今後とも協力関係で進めさせていただきたい」と感謝の言葉を伝えた”
「せっかく加熱式タバコに切り替えた人も」と、切り替えたことを良いことのように言っていますが、
加熱式タバコでも受動喫煙があり、人によってはそのほうがクサイ、発症しやすいという人もいます。
それに、数人の禁煙外来医師(禁煙運動にかかわる、詳しい方々)から聞きましたが、加熱式タバコ喫煙依存者が卒煙しようと外来に行っても、
「加熱式タバコのほうが、紙巻タバコより、卒煙がむつかしい(成功率がかなり低い)」
という事実も、知っておいてください。
画像は参考まで、東京での、同じタバコ会社が寄贈した加熱式タバコ喫煙所と紙巻タバコ喫煙所の掲示。
出典=ブログより→https://ameblo.jp/324tsuyoikotai324/entry-12617386595.html
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