松沢しげふみ候補だけが「受動喫煙・タバコ対策」を掲げています ’22参院選・神奈川県

 うちに届いていた、参院選・神奈川の公報です。
 22人の掲載候補のうち、受動喫煙・タバコ対策について、正しく挙げているのは松沢しげふみ候補だけでした。(松沢候補は、当機構の理事も務められています)

 いままで受動喫煙に関しては良い主張をしてきた、元俳優も、共産党も、ここではタバコには全く触れていません。

“吸う人も”……?

 よく探しましたら、無所属で一人、「タバコを吸う人もタバコの煙が苦手な人もクリアに分けて共存を実現します」 と書いている候補者がいました。
 しかし「禁煙」や「受動喫煙対策」の語句もない、タバコ産業側の常套句である「吸う人も吸わない人も」と似たその文だけでは、喫煙所の設置を推進する“分煙”派のようにとれますので、(受動喫煙撲滅としては)支持してよいものか、わかりません。
 (もし、受動喫煙の絶対ない分煙を進めるのであれば、そこは支持します。そうであれば、支持できる適切な表現の主張をお願いしたいところです)

 先日の掲載もご参考に。
 参院選2022・候補者のタバコ問題への可否

詳しい論文

 松沢理事が自身のサイトで、今回の公約について詳しく述べています。

 【2022参院選 神奈川】松沢しげふみ八策【受動喫煙防止対策を充実!】
  =2022.06.28= 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“私は神奈川県知事時代に、2期目のマニフェスト(2007年)による県民との約束に基づいて、日本で初めて「神奈川県受動喫煙防止条例」(2009年)を制定しました……私と県民の皆様の「挑戦」が、受動喫煙防止の流れをつくったのです”

“しかし、神奈川県条例や健康増進法でも、一部の小規模施設は除外されていますし、客室・屋外における対策や、居室・自動車内の未成年者・妊婦等への配慮は、不十分なものにとどまっています。加熱式たばこの扱いや、タバコ自動販売機の規制も明確にする必要があります”

“受動喫煙防止対策として、たとえば、小規模飲食店等に対する指導支援を強化したり、宿泊施設の客室や各種施設の屋外における喫煙に一定の基準を設けたり、居室や自動車内における未成年者・妊婦等の受動喫煙を防止します。これらの導入にあたっては関係事業者等と十分に協議します”

 公式サイトのホームページはこちら。https://www.matsuzawa.com/

 
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 「完全分煙は不可能」 教授の新聞コメントで喫煙所が撤去に!~清掃業者から感謝の電話も ’20年1月

 受動喫煙を防げていない「分煙」 ’20年1月

 “日本は「分煙」後進国” ~藻谷氏論説より ’18年5月

 「ユルい分煙」策をするくらいなら、「喫煙者のみ利用できる店」を作ったら? ’20年4月

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松沢しげふみ候補だけが「受動喫煙・タバコ対策」を掲げています ’22参院選・神奈川県” に対して1件のコメントがあります。

  1. 下沢 より:

    私の住む富山県選挙区には6人が立候補している。一人も受動喫煙対策を公約にしている人はいない。当選確実と言われている野上浩太郎は自民党たばこ議連の会員である。しかも喫煙規制に反対している全国たばこ販売政治の推薦を受けている。

    その他の富山県選出の国会議員は全員が自民党たばこ議連の会員である。しかも昨年の衆議院選挙で引退した富山2区の議員であった宮腰光寛は自民党たばこ議連の副会長だった。国会内で喫煙して、地元の北日本新聞や富山新聞に載ったほどの愛煙家である。

    そのため、いくら受動喫煙を防止する条例を制定するするように議員に要望しても誰も取り合わない。私の住む富山県朝日町は首長も議員も喫煙者か喫煙経験者ばかりである。道を歩いていても路上喫煙している人が多い。家でも弟が愛煙家であるし、近所の左官屋の主人が外で吸ったタバコの匂いが部屋に流れ込む。地元の入善警察に相談しても全く取り合わない。

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