路上全域禁煙・約一年で路上喫煙は4割減少 市民の7割が賛成のなか、約半数が“過料をもっと増やすべき” 大阪市

 ’25年末の報道(なので文中の「今年」とは’25年、「昨年」は’24年のことです)、大阪市が全路上の禁煙を施行してからの実態調査が行われたそうです。

  大阪市の路上喫煙の実態は?調査報告書を公表 市内全域でダメ『タバコに厳しい』街、条例施行11か月でどれだけ減った?
  =『MBSNEWS』2025/12/26 11:00= ※なぜか異常に早くリンクが非公開となりました(同番組の過去の路上喫煙の報道はまだリンクされているのに)。以下の引用のみお読みください。

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“1月から、市内全域で路上喫煙が禁止となった大阪市。条例施行から……1年になるのを前に、路上喫煙の実態についての調査報告書を公表”

“大阪市全体での路上喫煙率(=全通行者数のうち路上喫煙者数)は……0.15%で、条例施行前の……0.24%から、約4割(0.09%)減少

“ 報告書は喫煙所の整備をはじめとする分煙環境の充実を図ったことが主な要因としています”

“梅田や難波など、市が対策の優先度が高いとするエリアについては、0.31%で、市全体の路上喫煙率より、約2倍多い

“市民500人対象のアンケートでは、路上喫煙が禁止されたことについて「大変良いと思う」「良いと思う」と答えた人が76.8%にのぼった一方で、半数以上の56.2%が条例施行前と比べ路上喫煙が「あまり変わらない」「以前より増えた」”

“非喫煙者に対するアンケートでは、47.4%が「過料(1000円)をもっと増やすべき」と回答していて、路上喫煙者に対する指導強化を求める声も明らかに”

 大阪市、路上喫煙条例施行1年 路上喫煙4割減も喫煙所整備遅れに不満続出
  =『大阪日日新聞』2025.12.26=

“条例を施行してから、まもなく1年……路上喫煙率は大幅に改善した一方、喫煙所の不足や整備の遅れが顕在化し、追加対策を求める声が市議会で相次いでいる”

“ 12月8日に開かれた市議会建設港湾委員会では、市内各地で喫煙所整備を求める陳情18件を審議……議員からは「条例施行に見合った受け皿整備が追いついていない」「スピード感を持った対応が必要だ」との指摘があ”

“ 市はこれまで……対策の優先度が高い63エリアを特定。今年度はこのうち15エリアで民間による喫煙所設置を支援する補助事業者を募集……しかし、対象エリアが限定的だったことや募集期間が短かったこともあり、申請は7エリア”

“公設喫煙所は開放型が24時間利用できる一方、閉鎖型は原則午前7時から午後8時まで。通勤時間帯に利用できない駅周辺では不満が強く、「閉鎖型の利用時間延長や開放型の設置を検討すべきだ」との要望も上がった”

“大阪市のたばこ税収が年間300億円を超えるのに対し、路上喫煙対策の予算は令和7年度で約11・4億円と、全体の4%未満……複数の会派から「もっとたばこ税を対策に生かすべきだ」”

“対し、横山市長は「無尽蔵に設置することはできない。優先度に基づき、着実に進めていく」と強調……鉄道事業者との連携や啓発活動を進める方針を示した”

“市は25日……調査の最終報告を公表……市全体の路上喫煙率は0・24%から0・15%へと約4割減少し、一定の改善が確認された。一方、駅周辺や繁華街など「対策の優先度が高いエリア」では0・31%と、市平均の約2倍に上り、重点的な追加対策が必要とされた”

“アンケートと定点調査では、条例の認知度は市民全体で81%、喫煙者では95・6%と高水準だった。制度への評価は「良い」「大変良い」が76・8%を占めたが……喫煙者の51・2%が増設を要望。非喫煙者からは過料の引き上げや啓発強化を求める意見が目立った”

休日の朝に違反率が最も高いことも判明し、観光客やインバウンドの影響が指摘された。また、加熱式たばこの利用が紙巻きたばこを上回っており、路上喫煙への抵抗感が薄れている可能性も示された”

 喫煙者の6割「喫煙所増設を」 路上喫煙禁止の大阪市、課題を調査
  =『朝日新聞DIGITAL』2025年12月26日 20時00分=

“ 大阪市では……路上喫煙を市内全域で禁止している。市は25日、この効果や課題について検証した調査報告書を公表……路上喫煙をさらに減らすため、喫煙所を新たに65カ所設けるなど、対策を打ち出す”

“アンケート結果(市内在住の男女500人対象、複数選択可)では、喫煙者(137人)の59・9%が、路上喫煙対策で望む改善点として「喫煙所の増設」を挙げ……非喫煙者(363人)は、「違反者への過料(1千円)の増額」(47・4%)、「巡回指導、啓発強化」(43・0%)を求める声が多かった”

“市が管理・運営したり、民間に補助金を出したりしている喫煙所(無料で誰でも利用可)は、11月1日時点で195カ所あるが、今後は少なくとも65カ所を新設したい考え”

“ 路上の喫煙者数、喫煙率、吸い殻数のいずれも高い数値を示した繁華街ミナミの「宗右衛門町通周辺」と「千日前商店街周辺」は、2カ所ずつ新たに増やす予定”

“指導員・補助員(現在85人)を増やすなどして指導・巡回を強化するほか、繁華街でスピーカーを使った普及啓発にも取り組む”

“施行後、違反者からの過料1千円の徴収は1万925件(10月末時点)……市内の路上喫煙率が昨年と比べ、4割減った

 喫煙所が足りないとかいつも言ってますが、前年より4割も路上喫煙が減っているわけです。
 なら喫煙所を増やすのは一部でいいんじゃないですか。
 

画像は東京都内の指導員です。

 
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
 効果を上げた、大阪市の路上喫煙全面禁止 「1か月でマナー向上…違反者ほぼ半減」 / 飲食店の規制強化も間もなく(大阪府全域) ’25年3月

 大阪市の路上喫煙禁止・大阪府の飲食店禁煙増のその後 (’25年9月) ’25年9月

 市内「路上全面禁煙」に“異例”の賛否? ~ 大阪市・パブコメ(意見公募)結果公開 ’23年12月

 「子どもたちが遊ぶ公園で、昼間から」 条例改正後、苦情が激増 ~ 大阪市 ’25年8月

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 喫煙所の外で平気で喫煙する輩に、喫煙記者が鉄槌! ’22年4月

 煙漏れの駅前喫煙所に苦情、場所を変え「密閉型」にした改善 喫煙者が最も多い福島県、JR福島駅 ’25年12月

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