“外で吸ってきても受動喫煙被害”=三次喫煙(サードハンドスモーク)について著名医師がテレビで解説

 屋外でタバコを吸ってきても、戻ってきたら近くの人に受動喫煙が発生する、
三次喫煙=サードハンドスモーク=残留煙、について、二年前にテレビで医師が解説していたことを知りました。

 受動喫煙“喫煙後30分は息から有害成分”
  =『日テレNEWS24』2017年6月8日19:08=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“近くで吸わなければいいというだけではない……家の中で吸えないからと、ベランダや玄関先でたばこを吸う人もいるが、実はたばこを吸った後は、すぐに子供に近づいてはいけない

受動喫煙に詳しい、産業医科大学・大和教授は「(目に見えない)煙の成分は、たばこを吸い終わった後も20~30分は呼気から出つづけている」と話す。子供を大切に思うならば、たばこを吸い終わっても、30分は有害な成分を出し続けているわけだから、家族に近づくことは避けるべきだ”

“それだけではない。……その先の三次喫煙という考え方が出てきている……煙の成分は、たばこを吸う人の手や髪の毛、服にも付いている。

さらに部屋の中でたばこを吸うと、カーテン、壁などにも付着している。これらから煙の成分を吸い込んでしまうことを三次喫煙という。手や髪の毛、服、カーテンなどは洗えばいいが、壁などは困る。壁などについた、有害な成分は、ふき掃除などでは除去できないからだ”

 鎌田医師は、代替医療(西洋医学以外の医療=薬や放射線などの現代医療以外の、自然治癒に目を向けた療法)に関しても著作が多い人です。

 これについてのコメント集もありました。
 =『CERON』2017-06-09 02:35
 
 当機構や各地のタバコ問題例会でも、サードハンドスモーク(三次喫煙)の訴えは増えています。つまり、職場ではいまは(事務所なら)たいてい禁煙なので、喫煙外出の戻りによるサードハンドスモークで健康被害が出ている、という声が多くなっており、家庭でも、家人の外での喫煙や、喫煙者でなくても飲み会から帰ってきた夫の体からの臭いで症状が……といったものまであります。

 家庭での三次喫煙の例の一部→受動喫煙症の相談と医師による回答 ①
 当サイトその他の情報の一部→「三次喫煙=サードハンドスモーク」とは?

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 画像は千葉の団体「スモークフリーキッズ」主催コンテストの入賞作品より。

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“外で吸ってきても受動喫煙被害”=三次喫煙(サードハンドスモーク)について著名医師がテレビで解説” に対して4件のコメントがあります。

  1. にゃんにゃん より:

    初めまして。
    私も第三次で具合が悪くなります。
    少しでも臭いを感じたものなら、一瞬で頭痛に襲われ、胃も痛くなりますし、鼻もしくしくすれば、怠さも襲って来ます。
    肉体的にしんどくなれば、精神にもダメージが来るので、本当に嫌になります…。

  2. パンダ より:

    こちらは、まだ全てのコンビニ、スーパーに灰皿があります。どこも撤去する気配がありません。
    全て法律を作らなければ動かない日本人の悪い所です。
    反対に法律を決めれば従う人が多いということかも知れません。

    常識で考えたら、健康でなければ、仕事も生活も出来なくなる事は誰だって分かっているはずです。
    なのにお金が絡むと健康より売上を重視し、人間としての価値まで下げてしまうのです。

  3. ネコネコ より:

    私も経験しています。
    一年以上にわたり隣りの住人の煙にさらされたある日、ドラックストアの店内ですれ違った人に強烈な煙草の刺激を感じました。
    煙草の煙に直接遭遇した時のように、鼻の粘膜が熱くただれるような状態になり、口の中にえぐみを感じました。
    それからというもの、そういった症状が日常となり、電車でも、レストランでも、その場で吸っていないひとでも喫煙者がわかるようになり、外出は少しでも影響を減らすべくマスクを手放せません。
    自宅も、隣りが換気扇を回していなくても、こちらが閉め切っていても、ふとした時に感じることがあります。
    日頃、隙間からカーテンやソファーに移っているのかもしれません。
    一度反応すると、しばらく症状が続きます。

  4. パンダ より:

    喫煙者と接触した非喫煙者の服、持ち物からも三次喫煙になります。
    また、喫煙者が自宅の室内で喫煙をしなくても、ベランダや外でタバコを吸ってすぐに室内に入った場合、カーテン、床、洗濯した服、食品、ペット、その他室内にあるもの全てに有害物質が付着しています。

    食品に付着した場合は、有害物質を食べています。(四次喫煙になるかもしれません)
    呼吸器系の受動喫煙症患者は、その食品を食べると症状が出ます。
    喫煙者や喫煙者の家族がいる方から貰った食品、喫煙の飲食店などの食べ物は、特に気を付ける必要があります。
    タバコの粒子は小さいので、引き出しの中にも入っていきます。

    また、プラスチックなどはどんなに洗っても有害物質が取れません。
    私も洗ったり拭いたり何度もしてみましたが、発作が出るので結局捨てる事になりました。
    洗っても取れない素材もあるのです。
    プラスチック素材は日常生活にたくさんあります。
    テレビやパソコン、エアコン、冷蔵庫などの家電や調理器具やタッパ、調味料、車の車内なども、プラスチックが多く使われています。

    三次喫煙は空気だけではありません。
    病気じゃないと気付かないと思います。
    これらは経験上、上記の研究と同じ結果が出たと言う事です。

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