受動喫煙は“「対立」でなく「共感」へ”…!? 講演報告記事
以前に紹介した講演イベント、講演のお知らせ=「たばこ新時代にどう対処するか」
の、報告記事がありました。
職場の受動喫煙対策は「対立」から「共感」へ
改正健康増進法全面施行まで8か月 シンポジウム「令和の「新」たばこ対策 ~タバコ新時代にどう対応するか~」レポート
=『BUSINESS LAWYERS』2019年08月21日 10:00=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“大幅な例外が認められた改正健康増進法だが、東京都のほか千葉市、大阪府などで国の基準よりも厳しい上乗せ条例の制定が続いていることを念頭に、片野田氏は「世界標準へ近づく大きな一歩」と一定の評価を与えた”
“「加熱式タバコの登場によって、すべてのタバコ対策は難しくさせられた」と語ったのは、加熱式タバコ研究の第一人者として知られる大阪国際がんセンターの田淵貴大副部長……「加熱式タバコは急速に普及しているため、『まだリスクはわからない』ではすまされない。今あるデータをもとに対策を進める必要がある」”
“「紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えた喫煙者は、自分への害、他人への害に配慮した結果、加熱式タバコを使用している」として……「その気持ちを踏みにじるような言動を避け、禁煙を支援する姿勢を持つことが大切」”
“国会議員によるがん患者への野次問題をスクープしたBuzzFeed Japan Medicalの岩永直子氏は、一連の記事が「嫌煙派からの支持を集めた一方で、喫煙派との対立構造を強化してしまった可能性がある」と分析したうえで、「喫煙者は『加害者』として糾弾されることにうんざりしている」と言う”
当サイトではおなじみ、活動同志の石田氏も報告しています。
「アンチ喫煙者」時代の終焉~新タバコ対策シンポジウムから= 石田雅彦 | ライター、編集者 8/9(金) 8:00=
“田淵氏は、加熱式タバコを含む新型タバコの問題点について述べ、有害性の低減というタバコ会社のPRで紙巻きタバコから切り替える喫煙者が増えてきている現状を説明した。
しかし、これらのタバコ製品からは、……人類がこれまで肺の深い部分まで吸い込んだことのない物質が大量に出ている危険性を強調。……加熱式タバコについては紙巻きタバコと同じ規制をするべきだと主張した”“岩永氏は……喫煙者はタバコ対策側を「上から目線」と感じていると紹介した。
また、加熱式タバコに切り替えた喫煙者は自分が「自分の健康のためにも周囲に迷惑をかけない点でもいいことをしている」と思っているとし、タバコ会社の巧みな広告戦略にタバコ対策をする側は惨敗し続けてきたと述べた。読者や視聴者の感情に訴えなければ行動変容にはつながらないのではないかと提案”“日本の場合は、タバコの製造販売に政府が荷担しているため、問題を複雑にし、根本的な解決が困難な状況にしている。……これからは被害者である喫煙者を巻き込み、社会全体でタバコ会社と対峙し、厳しい姿勢で糾弾していく必要があるだろう”
なお、同じテーマ・演者の講演は大阪でもあります。
大阪でも受動喫煙の講演があります=’19年8月23日「シンポジウム たばこ新時代にどう対処するか」
加熱式などでも症状が出ている人がいます。
受動喫煙症の人に症状が出るという事は、まだ病気になっていない人も病気になると言う事です。
そして、タバコ産業や喫煙者は病気になった人へはどのように思っているのでしょうか。
病気になった人がどれだけ肩身の狭い生活をしていても、加熱式などに換えれば禁煙はしないというスタンスだと思います。
それは病気になっていない人もいるのだから、「病気になった方が悪い。我慢しろ」と言っているように聞こえます。
タバコ産業や喫煙者は病気になった人が「禁煙では不十分の中でどのような生活をしていけば良い」というのでしょうか。
きっと「法で許されているのだから自分には関係ない。それなら廃止するように法を変えれば」と言うのでしょう。
結局、法で廃止しなければ受動喫煙は無くならず、病気になる人も増加するという事です。
既にタバコ産業や喫煙者とのイタチゴッコになっていると思います。
タバコの有害性の結果が出ているのに中途半端なやり方で、時間や費用の単なる無駄遣いに過ぎません。
「可能性がある」「リスクがあるか分からない」などハッキリしない状況で加熱式を使用する事が、紙巻きタバコのように病気になったり亡くなって気付くという事になるのです。
私達、受動喫煙症患者は「これ以上病気になりたくない」のです。
既にタバコの有害性が分かっている以上、タバコを禁止・廃止しこれ以上の被害者を出さないようにするべきだと思います。
喫煙者は対立や糾弾でうんざりしているのなら禁煙して下さい。
対立や糾弾が起こるのは、タバコを廃止にせず今でも被害者が出ている為です。
喫煙に共存も理解もあり得ません。
喫煙者は自己責任で片付けられないから「禁煙外来という救済措置がある」のです。
これ以上被害者を出さず、受動喫煙症患者でも普通の生活が出来るようにして下さい。
「共感し助けるべき相手は受動喫煙症患者の方です」
イオンはトイレの近くに喫煙所があり、受動喫煙を受けるのでトイレに行けません。
またフードコートに喫煙所があり、受動喫煙を受けるので食事も出来ません。
イオンの飲食店店員が柔軟剤を使用していたので、化学物質過敏症になりました。
イオンは24時間テレビのスポンサーですが、人の命をどのように思ってスポンサーをしているのでしょう?
慈善事業ですか?
広告として利用しているのですか?