各地で喫煙室が休・廃止に~まだある喫煙所には申し入れを~禁煙学会も緊急要請、文面を公開
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先日ニュース 狭い「喫煙室」は感染・蔓延の原因に! 閉鎖・撤去を各団体が呼びかけています で取り上げましたが、その後、各地で喫煙室の休止・廃止が進んでいます。
各地の喫煙所がコロナの影響で閉鎖されつつある 利用者からは不満の声「上司が徘徊を始めたんだが…」
=『まとめまとめ』2020年03月05日=
禁煙学会が“緊急要請”
しかし、まだまだこの問題を放置、喫煙所を閉鎖していない企業・施設が多くあるのが現実です。
禁煙学会が、喫煙所の閉鎖を各所へ求め、その文面と、すでに実施している優良施設の例をあげています。
全国の喫煙所・喫煙室の閉鎖状況
=「一般社団法人 日本禁煙学会」公式WEBサイト2020年3月12日=
以下に書面の画像を示します(上記サイトからも開けます)。クリックで拡大します。
『喫煙室は「濃厚接触」の場となるおそれがあります。緊急にすべての喫煙所・喫煙室を閉鎖してください。』
『全国の喫煙所・喫煙室の閉鎖状況』
これを参考に、みなさんの地区でも未閉鎖の喫煙所は管理者に申し入れをしてはいかがでしょうか。
※「日本禁煙学会」の会員でしたら、この書面をそのまま申し入れとして送ることができます。
非会員でも、“禁煙学会がこのような呼びかけを行なっている”と参考資料として説明、同送するのはかまわない、とのことです。
当機構も、行政などに送る予定です。結果はおって報告の予定です。
【続報】’20年3月、当機構も、県庁に要望書を送付しました。
≪緊急要請≫ 最も感染の危険性が高い「『喫煙所』の休・廃止を」受動喫煙撲滅機構は神奈川県・県知事に要望を送付しました
なお、禁煙学会の情報に記されている、横浜スカイビルの閉鎖中の喫煙所を見てきました。
二枚目写真、“JTの提供”となっています。
しかし、スカイビルとつながっているポルタ地下街の喫煙所も、地下街から入口に入る横浜そごうデパートの喫煙所も、ふつうに利用されていました。(’20年3月時点、その後ポルタの喫煙所は4月1日からの閉鎖を確認→やはり喫煙所は感染の危険大・喫煙者には要注意を~報道その1)
そごう10階レストラン街の喫煙所
【追記】’20年7月、見に行ったところ、そごうレストラン街の喫煙所は“当面の間、閉鎖”となっていました。
【読売新聞オンライン】2020年4月21日
「禁煙学会」など提示の最善策は「タバコ販売停止」....中国の研究では「喫煙経験者の重症化リスク高い」
《 「日本禁煙学会」などは4月「新型コロナウイルスに対する最善で最重要な策は、喫煙者が禁煙することと、タバコの販売停止」との声明を出した。
中国の研究チームは、国内患者1099人を分析。現在、喫煙しているか、過去に喫煙経験のある計158人のうち、38人(24%)が重症化したと2月。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文を発表した。
喫煙していないひとで、重症化したのは14%にとどまった。喫煙者・喫煙経験者は、非喫煙者より重症化のリスクが1・7倍となった。》
いまは、受動喫煙を回避する・なくそうとしているだけですが、ゆくゆくは方向転換ですよね。
機構と学会が合わさって、強力なんです。
私の住む富山県朝日町は路上に喫煙所がない。閉鎖されたのではなく、路上喫煙を規制する条例がないからだ。そのため、非喫煙者は道を歩くだけで受動喫煙にさらされる。また、平柳のアスカショッピングセンターは入口の近くの自動販売機の前に灰皿があり、周りに仕切り壁がなく、近くを通ると受動喫煙にさらされる。敷地内の隣接した所にあるアゼリアホールは入口の横に灰皿があり、周りに仕切り壁がなく、入口を通ると受動喫煙にさらされる。いくら町議会議員に路上喫煙を禁止する条例を制定するように言っても、議員は全員喫煙者か喫煙経験者なので、誰も動かない。私のような喫煙経験のない者にとっては地獄のようである。このまま朝日町いると数か月以内に死ぬと思う。
私のツイッターとfacebookにも朝日町の喫煙事情を投稿した。
https://twitter.com/tokailife