タバコ自体“持ち込み禁止”「タバコフリー病院」

 3年前の記事を見つけました。

 敷地内禁煙になっていた病院で、タバコ自体の“持ち込み”も’20年に禁止とのこと。

 ’19年7月からは改正健康増進法で医療機関は禁煙と決まりましたが、同院は2008年から敷地内禁煙だったそうです。

 タバコの持ち込みも禁止 全国でも少ない「タバコフリー病院」 長崎大病院、20年移行へ
  =『西日本新聞』2018/3/23 6:00=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ 敷地内禁煙だけでなくタバコの持ち込みまで禁じる「タバコフリーホスピタル」に2020年の移行を目指す長崎大病院……「禁煙実践病院」の大型看板を設置した。医療従事者や入院患者だけでなく、外来者にも“タバコフリー”を浸透させる狙いがある”

“2008年から敷地内禁煙を実施……が、中には敷地外でタバコを吸う職員や外来者がいる……喫煙が発覚した場合の対応として「損害賠償請求を行う場合がある」と記した注意書きを掲示。音声でのアナウンスもしている”

“ 喫煙直後の呼気には発がん性物質などが多く残っている”

“タバコフリーを掲げる病院は全国的にもまだ少ない……院長は看板除幕式で「タバコを手放すことの重要性を改めてPRしていきたい」と言葉に力を込めた”

 10年以上前から禁煙にしている病院は、ここ以外でもありますが、持ち込み禁止までしたのは、聞いたことがありません(あればぜひお教えください)

 法施行一年以上たっても違反をしている論外の医療機関もあるようですし、ちゃんと全敷地内禁煙としている病院でも、違反を防ぐため、全国的にこれをやってほしいですね。

画像は参考まで、東京の“喫煙タクシー乗り入れ禁止”の病院(既出)。

[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 「喫煙運転手お断り」~ がん研有明病院・国際自動車 ’21年2月

 改正健康増進法、一部が開始! 受動喫煙被害撲滅の各地の動きは ’19年7月

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タバコ自体“持ち込み禁止”「タバコフリー病院」” に対して1件のコメントがあります。

  1. 下沢朋也 より:

    私の住む富山県朝日町の『あさひ総合病院』は2019年7月から敷地内禁煙になった。しかし、敷地内で吸えないので、横の海岸に通じる道路上で患者服を着ている人や外来で受診に来た人が喫煙してる。

    その結果、路上で受動喫煙の被害にあう。朝日町は路上喫煙を規制する条例がない。そのため、路上には喫煙所など一つもない。いくら議員に路上喫煙を規制する条例を制定するように要望しても議員が喫煙者か喫煙経験者ばかりで誰も取り合わない。

    そうした病院は近隣の道路上での受動喫煙被害も考慮して欲しい。解決策としては病院敷地内の多くの人の通らない場所に完全密閉型の喫煙室を設置して、そこでしか喫煙出来ないようにするべきだと思う。そうしないと近隣の路上での受動喫煙被害は防げない。

    この病院は昔は「泊病院」という名前だった。泊病院時代は医師や患者が病院の中で平気で喫煙していた。私も高校時代に同級生から暴行を受けて足を骨折して入院したことがある。病院の中でも受動喫煙に苦しんだ。

    私のツイッターの2020年12月22日の投稿に写真をアップした。
    https://twitter.com/tokailife

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