喫煙者の9割が「路上喫煙」をしていると判明…!?
ひとくちに喫煙者と言っても、マナーや規則を守る人のほうが多くて、路上喫煙など人に迷惑をかける喫煙を平気でする者は、喫煙者の中の一部のみ、と、私は思っていました。
“マナーの悪い喫煙者のせいで、多くの善良な喫煙者が白い目で見られている”、という、喫煙者がよく違反喫煙の記事コメントなどで述べている話も、信じていたのですが……。
最近の調査で、喫煙者の9割は、路上喫煙をしていたとのことです。
ただ、この調査は、加熱式タバコを宣伝するサイトでのもので、「喫煙所の閉鎖で路上喫煙が増加」「公共の喫煙所は必要」という論からなっている媒体なので、注意して読む必要がありますが。
全国の喫煙者1,280人にアンケートを実施 「路上喫煙の有無とその理由」についての調査
=『プレスリリース』(加熱式タバコマガジン『モクログ』のプレスリリース)2021.07.01 09:30=
以下抜粋、太字化は引用者によります。
“とても残念な結果ではありますが、9割の方が路上喫煙をしたことがあると回答”
“年齢別に見ると、僅差ですが年齢が高くなるにつれ路上喫煙をしたことがある人が増えています。男女別では、女性の比率が低く、男性のほうが若干高いという結果に”
“喫煙所がないから……742名 / 喫煙所に行きたくないから……42名 / まわりに人がいなかったので……267名 / どこで吸おうが関係ない……39名 / その他 / 72名”
“喫煙者は我慢しない、なので違反をする。だから、喫煙所は要所要所に必要”、という主張のための、調査かもしれませんね。
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
マナーを守る喫煙者も多いとしながら、「喫煙所を増やせ」という記事 ’21年4月
喫煙マナーに関するアンケート……JTが調査? ’20年11月
個人攻撃とマナー論が、受動喫煙対策を後退させる! ’19年12月
ニュース雑報 ~ 加熱式タバコの宣伝? 記事 ’20年6月