「徴収なし」でも、4カ月で80人以上の路上喫煙をやめさせています = 福島市
福島県福島市での、罰則付き路上喫煙禁止が開始したことの報道を3月に紹介しましたが(→ 福島で2000円罰則つき路上喫煙禁止がスタート ’21年3月)、その続報です。
前回考慮しましたように、やはり徴収はできていないようです。
しかし、注意だけでもかなりの効果はあげていることでしょう。
福島駅周辺受動喫煙防止 3~6月違反者は82人 過料請求はなし
=『みんゆうNet(福島民友新聞)』2021年08月03日 08時30分= ※リンクは非公開となりました。以下の引用のみお読みください。
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“JR福島駅周辺の「受動喫煙防止重点区域」で3月から始めた違反喫煙者に2千円の過料を科す罰則規定の適用で、3~6月の同区域内で違反者82人に喫煙中止を指導し、過料を請求したケースはなかった”
“福島駅東口駅前広場とその周辺の歩道や車道、西口駅前広場などが指定……指定喫煙所以外では加熱式たばこを含めた喫煙ができない。受動喫煙防止指導員が巡回しており、違反者が指導に従わなかった場合に過料が生じる”
“昨年7月に独自の受動喫煙防止条例を施行し、罰則規定を適用する前には、喫煙が禁止された同区域で昨年10月~今年6月に186人(男性167人、女性19人)に喫煙中止を指導した。指導を受けた人の約2割は市外の人で、喫煙が禁止されていることや指定喫煙所の場所が分からなかった”
“ 昨年4月~今年6月の受動喫煙に関する相談は165件あった。うち94件が受動喫煙を懸念する声や商店街・飲食店の喫煙を指摘するなどの通報で、状況確認や立ち入り検査で改善につなげた”
前回例にあげました千葉県船橋市のように、今後、「違反発見しだい徴収」と改正されると思われます(おそらくは15年以上かかった船橋市より早く)。
条例すらなく受動喫煙が野放しとなっている全国多くの都市は、早く追随してもらいたいものです。
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
公共の場で違反喫煙、注意を聞けない喫煙者にはどうすべき? ’21年8月
新たに「受動喫煙防止条例」が施行されました ~ 福島県 ’21年4月
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