無煙社会をめざす会(’18年7月)報告 「労働審判」など

 昨日の千葉の会の報告に続いて(その続編はちょっとおいておきまして)、今日は、
 長年にわたり毎月おこなわれています、東京飯田橋での
「無煙社会をめざす会」定例会の報告です。
 本ニュースでは5月の会を、5/21に報告しましたが、

 7月20日に行われた会では、前回お知らせした、職場被害に対する
労働審判」の結果報告もありました。(6/1本ニュースで続報)

 職場受動喫煙の訴えとしては歴代3位ほどの高額(注)である、
440万円を職場に支払わせる大勝利となったことは、各マスコミで報道されましたので(7/4ニュース)、
ご存じの方も多いでしょう。

 (注)裁判では、「守秘義務つきの和解」=被告の不利益を防ぐために結果を公開しないことを条件に、和解を認めること=がよくあるので、全ての例ではないかもしれませんが、我々が知る範囲では3番目の高額となります。(他にもありましたらお知らせください)

 都議となって忙しくなった岡本光樹弁護士から引き継いだ、
増田崇弁護士=前記7/4本ニュース内『弁護士ドットコムNEWS』に写真つきで登場=も
定例会に初参加され、詳しく報告されました。

 岡本さんによりますと、知己の弁護士の中からこの件を任せるにふさわしいとおもえる増田弁護士を選び、お願いしたとのことですが、
増田氏は岡本さんや原告の期待以上の成果をあげてくれた、とのことでした。

 なお、私が報道を見て思っていた疑問、
「各報道とも440万円は“未払い賃金など”となっていますが、その内訳、とくに
慰謝料に相当するのはいくらでしょうか?」

 を質問したところ、

 「同じことを会見で記者からも質問されたが、
被告側はこのような一括した名目での和解として、
慰謝料分はいくら、などは明かしていないので、説明できない。
(このような裁判ではたいていそうなるよう)
 未払い分をいくらか上乗せした、というような形であるよう」

 とのことでした。

 その他の報告

 その他、この日の会では、またも新規参加の住宅受動喫煙被害相談がありました。
 その方は、加害者が特定できていないとのことでしたので(どこからか自分の部屋に臭ってくるという、よくある例です)、
できれば特定することと、管理側から注意してもらうよう強く要望すべき、といった助言が寄せられました。

 また……、
 この日は岡本さんの誕生日で、
MASH代表でTMKC顧問の中久木さんからプレゼント、
ちょっとしたお祝いタイムがありました。

 立っている人は左からプレゼンターの中久木さん、喜ぶ岡本さん、
 着席は(顔が見える人)増田弁護士、右は渡辺文学TOPIC代表(受動喫煙撲滅機構理事)です。

 贈られた“ケーキ”はこれ…?!
 中久木さんは千葉の人なので落花生で、
 別の漢字で意味を込めています。

 なお、ふだんの定例会ではこんなことはしていませんのでねんのため…。

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