海辺の喫煙・吸い殻の投棄で生き物が減少

 海岸で喫煙、吸い殻を不法投棄する輩は、世界中でいるようです。

 その処理のために、生き物が死んでいるということを初めて知りました。

 海辺で貝殻を見つけにくくなったのはなぜなのか
  =『ナショナル ジオグラフィック』2022.08.08=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ 1973年、メリッサ・グリーンさんが6年生のとき、彼女の両親が……フロリダ州ハッチンソン島のビーチフロントに新築されたコンドミニアムを購入した……彼らは以前に行ったことのあるデイトナビーチとのあまりの違いに衝撃を受けた。デイトナではあふれるほど大勢の人たちがドライブやクルージングを楽しんでいたが、ハッチンソンの主役は貝殻だった……浜辺に降りれば、たくさんの流木の間から、さらに多くの貝類、ヒトデ、カニ、さまざまな海洋生物の卵のうが見つかった”

“購入してから、まもなく半世紀……今あの浜辺に行っても、グリーンさんが子供のころにはあれほどたくさんあった大きな貝はほとんど見つからない……「驚くほどの違いです」……「以前はいつでも見られた、大きな貝が山積みになっている光景にはもう出会えません」”

“ 多くの観光客が訪れるビーチでは、人が増えるほど貝類が減ってしまいがちだ。「問題は個人が貝殻を集めることよりも、大規模な観光業がもたらすさまざまな影響にあります」”

“きれいに刈り込んだ緑の芝生にこだわるように、海水浴客の中には、完璧に手入れされた砂浜を好む人が多い。手入れの行き届いたビーチでは、鋭い爪で砂をならす重機が使われることも……ビニールやタバコの吸殻といった人間が捨てたゴミをより分ける重機は、同時に海洋生物や貝、流木もすくい上げてしまう”

“ フロリダ州では、絶滅の危機に瀕しているウミガメの営巣期間中、ビーチで清掃用の機械を使うことを禁じている”

 手入れすることで環境が破壊される?
 その前に、ゴミを捨てないように啓蒙はできないものでしょうか。

[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 釣り人が海へポイ捨て! 釣り船は禁煙じゃないの? ・・・魚も受動喫煙はイヤ? ’21年1月

 カラスに「吸い殻拾い」をさせる……効果は? 動物虐待では? ’22年2月

 行楽地の禁煙状況は? 動物園・遊園地・海水浴場・球場…などの現状を調査、一覧を公開「子どもに無煙環境を推進協議会」 ’20年8月

STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円
 さらなる情報が読める! 各種サービスがある、当機構への入会=『STOP受動喫煙 新聞』のご購読=をおすすめします。

 ☆画像はクリックで「紙面案内・入会特典」ページが開きます。

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です。
アドレスは公開しませんが、内容確認の場合がありますのでご記入ください。
(名前は記入されたまま公開します。過去のコメント集「被害者のコエ」参照)
公開は内容確認後となります。若干の要約・修正や、公開しないこともあります。
※公開向けではない個人的な相談や意見は「お問い合わせフォーム」へお願いします。
※受動喫煙と関係ないこと、喫煙の非難などは書かないでください。

当機構からの回答や連絡は、必ずあるわけではありません。
投稿の方への、一般の方からの助言・ご意見・励ましの言葉も歓迎しています。
(その方のコメント末尾「返信」をクリックして投稿してください)

※公開したコメントの削除は基本できません。
 (より良くするための修正は検討します)
 コメント文の転載等その後の使用権は、当機構が有します。
 無断転載を禁じます。

*