パブコメ(意見公募)の結果が公表されました ~ 長野県諏訪市「受動喫煙のない思いやりと健康のまちづくり条例」
当欄でお知らせしていました、長野県諏訪市の、受動喫煙防止条例の制定に対しての意見公募(通称パブリックコメント)、→「意見公募」(パブコメ)が行われています=受動喫煙防止条例、’23年4月施行予定=長野県諏訪市
その集計結果が発表されました。
まずは市のサイト、担当の健康推進課のページを見てみましょう。
※追記’22年10月:終了して、すべて開けなくなっていました。意見だけ、以下の印刷からの画像でご確認ください。
諏訪市受動喫煙のない思いやりと健康のまちづくり条例(案)に関するパブリックコメントの実施結果について =2022年8月3日更新=
それぞれの結果、開きにくいので、以下にもリンクできるようにしました。
【様式第4号】パブリックコメント実施結果 [PDFファイル/103KB]
【様式第5号-1】意見の集約結果 [PDFファイル/327KB]
【様式第5号】意見の集約表 [PDFファイル/293KB]
条例(案)概要 [PDFファイル/123KB]
この三つめの意見の一覧は、枚数が多いので、印刷・スキャンし、以下、2ページを1枚ずつにまとめておきました。各画像はクリックで拡大します。
ちなみに、以下は私が送った意見です。一覧の5ページめ最初に載っていますが、要約されていますね。
市の受動喫煙対策のページ→受動喫煙防止のマナーがルールへと変わります =2021年4月1日=
タバコ推進マスコミでの報道
反禁煙運動・タバコ推進派として知られるメディアでの報道をあげておきます。(結果発表があったことは先にこの報道で知ったのですが、偏った見方にならないよう、先に自治体発表をあげたものです)
以下、ご参考まで。
長野の観光地・諏訪市の受動喫煙条例案 パブコメに104件の意見
=『日刊ゲンダイ』2022/08/24 05:59=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 年間約400万人の観光客が訪れる長野県諏訪市……屋外の一定地域を全面禁煙にする「重点区域」の指定を盛り込んだ「諏訪市受動喫煙のない思いやりと健康のまちづくり条例(案)」を6月に公表し、7月15日までパブリックコメントを実施……意見を提出した人は68人、意見総数は104件”
“地元の観光関係者は、諏訪湖畔のような公共性の高い場所においては受動喫煙防止の観点から規制は致し方ない、との立場”
“ 長野県出身のジャーナリスト……「パブコメの回答者は市外が、市内を上回り、県外も10人います。ということは市民だけでなく県民や観光客らの声も集まったということ。信州を代表する観光都市のひとつとして、市外の声もくみ取り……」”
“条例案は9月の議会に提出される予定”
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
歩きタバコ被害の悲惨な実例 「もう逮捕!」 ’22年7月
喫煙所があっても「ポイ捨て」「路上喫煙」の解決にはなりません ~ 論説・ジャーナリスト石田雅彦氏 ’22年5月
煙ダダ漏れの喫煙所が「不適合」との保健所指導で閉鎖~奈良県生駒市 ’22年5月
中心街の喫煙所「全撤去」の熊本 喫煙者も理解 しかし一部議員“財政のため” “喫煙を増やせ” ’22年4月
意見が反映されるのは、健康増進法に沿った、文言の修正くらいですね。
それでも、子供以外にも配慮しなければならないことが抜けていて、修正されるのは良かったか。
「「努める」でよいのか?」と、指摘もあったが、意図的に「努め」(努力義務っぽい方向で)としたのだろうか?
修正されるので良かったです。
健康増進法によって、家庭内の喫煙は規制しないなど、受動喫煙対策が制限されてしまうのは、健康増進法の趣旨に反していて、まさに本末転倒。
「異なる意見のすりあわせ」を考えても、受動喫煙被害の重大さや、受動喫煙に対する大多数の国民の内心から、即刻、受動喫煙問題を刑法案件と捕らえて、行政が動くべきです。
また、子供の親は特に、受動喫煙被害にあったら、どんな場所であっても、喫煙者を注意して、受動喫煙から子供や自身を守り、責任を取らせ、子供を守らなければなりません。
子供に、受動喫煙をさせることはいけないことなんだ という姿勢を示さないとダメです。
行政が動かないからこそ、自分たちで健康を守る必要があります。
「タバコ産業、献金や支持を受けてる~」などがなくなってますね。やはり、実際にこのような事がありこれが市民に知られてはマズいと都合よく要約されているのですね。私も苦情時に使いたいと思います。