禁煙旅館で違反した客が、逆恨みの投稿を…!
禁煙の旅館で、犯罪といえるレベルの喫煙で営業妨害をした事件の続報です。
〈既報〉一回目→禁煙の旅館で喫煙犯が! 怒りの声をネットに 共感・応援多数
二回目→禁煙の宿での違反喫煙、法的には?
なんと、宿の予約サイトに、仕返し的に悪口を投稿したそうです。
どこまで厚顔無恥なのでしょうか。人間として情けないですね。
旅館の怒りの声に対して、やはり多くの同情と、異常者への非難のコメントがあったそうです。
ルール破りの喫煙、逆恨みの低評価書き込み モラルなき利用客に老舗旅館女将「凍えるなか掃除したスタッフに詫びなされ」
=『まいどなニュース』2022.12.29(Thu)=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“完全禁煙の旅館であえて喫煙に及ぶルール違反客への嘆きがSNS上で大きな注目を集めている”
“この客はルール違反を反省するどころか、女将の投稿を知り逆恨みしたのか、宿を予約した楽天トラベルに酷評コメントを投稿したのだ”
“そのあまりの身勝手かつ低次元な振る舞いに、SNSユーザー達からは
「クズい客はどこにでも一定数いるもんだなぁ……」
……
「顧客のブラックリスト作成し、次回の予約申込は満室ということでお断りしましょう……」
など数々の怒りの声が”“西屋の女将に話を聞いた。
ーー旅館を館内禁煙にされた時期、きっかけ、想いなどお聞かせください。女将:全館禁煙にしたのは2020年3月です。4月から公共施設での完全分煙が義務化されるのに伴い、それまで喫煙所を設けて対応していたのから一転し、全館敷地内禁煙に舵を切りました。
理由は2つ……2000年に当旅館のある白布温泉で大火事があり、同じ茅葺母屋だった東屋、中屋が全焼し、江戸時代の佇まいを残す宿は西屋だけになってしまいました。地域の景観を残すための責任が重くなったことで、火の気をできるだけ避けたいと言う思いがありました。
また西屋は母屋が築200年以上、本館が築100年前後……臭いが非常に残りやすく、特にタバコ臭はかなり換気、掃除をしないと消えません。また現代の建物と違って通気性が抜群なので、喫煙所を設けてもたちまち臭いが漏れてしまいます。以上のことから、分煙は不可能と判断しました”
“ーー今回のように隠れて喫煙してしまうお客は一定数、いるのでしょうか?
女将:残念ながらいらっしゃいます。こっそり携帯灰皿で証拠隠滅をされたりしますが、吸い殻や臭いですぐにわかります。空き缶に吸い殻を堂々と入れていかれる方も……年に3、4回くらいでしょうか”
“女将:今回は3日間換気し続けてようやく治まりました。電子タバコは煙や火が出ないと言いますが、独特の臭いが発生するためこれも同様に厄介です”
“ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
女将:ほぼ全員といっていいくらいご共感いただき「損害賠償をすべきだ」「これだから喫煙者は(嫌いだ/一括りに悪にされて迷惑だ)…」「常識がない」……とおっしゃっています。また同じ宿泊業の方から同様の被害に遭ったことがあるというお話、レンタカーやカーシェアの職務経験がある方からも禁煙を破られて迷惑したというお話を聞きました。……賛同して下さる声ばかりで、驚きつつ有難いと感じております。
……本当に反省して頂きたいのは喫煙されたお客様ご本人です。その方は、残念ながら反省をすることなく楽天トラベルの西屋のページに酷評口コミを書き込みするという方法で報復的な行動を起こされました。非常に残念でした。「これは黙っていたら今後のためにならない。同業の方々や、世間一般の人にも、 こういう出来事があるのだということを少しでも広く知ってもらおう」と考え、口コミへの返信を公開させていただきました”
“◇ ◇
当たり前のことだが宿泊施設は宿泊料を払えば好き勝手に利用できるわけではない。 施設ごとのルールやマナーを守ってはじめてお客として遇されるのだということを肝に銘じたいものだ”
以下はツイッターへの返信の一部の抜粋です。
“3年程前に宿泊して素晴らしい温泉と建物を堪能させていただきました。お世話になりました。
それにしてもひどい話ですね。微力ながら「不適切なレビューを報告する」にて報告させていただきました”“50過ぎてこの戯言か”
“楽天トラベルは直近の評価しか平均評価点に反映しないので、こうやってレビューで極端に評価を下げるとよほどレビュー数が多くない限り平均が大きく下がります。
宿に風評被害を与えるための確信犯だと思いますので、レビュー上で反論するのは勿論良いと思いますがそれ以上に本人に損害分をきっちり請求するべきだと思います。
残念ながらこういう手合いは、反省しろと言っても多分しないです……”“しかしまあ自分の事は棚に上げてよく言えたものだな、と思います。今回のことでは旅館の対応に非はないと思います”
“やっぱり我が物顔でタバコを吸っていた50代の老害でしたね、私も同世代ですがタバコに対する執念は凄まじいモノがあり結構迷惑を被りました。タバコを我慢出来ない人は受け入れなくていいんじゃないですか?その代わり嫌煙家の私は訪問します”
年に3、4回の違反とは、かなりの頻度です。やはり重い罰則の誓約書を書かせること、それを予約時にしっかりと伝えることが必要と思います。
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