千葉市 受動喫煙防止条例「成立する見通し」
みなさんにパブコメなどで応援していただいた、(→ 本ニュース 6/15 7/17 8/9)
千葉県千葉市の受動喫煙防止条例(「千葉市受動喫煙の防止に関する条例(仮称)」)が、
9月に「成立の見通し」との報道がありました。
政令市では初めてで、(非政令市では北海道美唄市など→『STOP受動喫煙 新聞』13号で詳細報道)
都条例に準じた、国より厳格な内容となっています。
千葉市で「受動喫煙防止条例」成立へ 実効性カギに
=『日本経済新聞』(電子版)2018/8/20 20:02=
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以下、抜粋です。
“市は今後、ほかの自治体にも同様の条例制定を働きかける方針”
“条例案は都と似た内容だが、バーやスナックなど風俗営業法に該当する飲食店は規制対象外。条例案は9月6日開会の市議会に提出される見通しで、東京五輪開催前の2020年4月の施行を目指す”
しかし、懸念も書かれています。
“県内では一宮町も五輪の競技会場となっているが、現時点で条例制定の動きはない。千葉市が条例制定を先行することには「観光客や県民が混乱する」との批判もある”
“もっとも条例が成立しても、罰則の適用を含め条例違反の監視や摘発をどう進めるかなど、実効性を持たせるための課題は多い”
たしかに、神奈川でもしっかり徹底されているかというと、いろいろと不十分な点はあります。→本ニュース 7/6 8/2 『STOP受動喫煙 新聞』22号[飲食店は「全面禁煙」にすべき5つの理由(石田雅彦記者)]
ですが、神奈川でも条例ができたために禁煙化が進み、
まったく罰則のなかったはじめの「健康増進法」でさえ、制定時から(2002年という受動喫煙野放しの時代でありながら)
全国各地の禁煙化につながりました。
千葉市での結果・効果が、きっと全国に良い影響を与えることでしょう。