新幹線の喫煙室廃止は当然! 大和教授が解説する煙の漏れと三次喫煙の害 「喫煙ルームを残している限り、受動喫煙をゼロにできない」「もっと早くになくしておかねばならなかった」
新幹線の車内がやっと全面禁煙となることで(→ようやく新幹線が全線・車内「完全禁煙」になります)、ネットでは喫煙者の芸能人の声とかの記事なんかが流れたりしていますが、愛知のテレビでは、喫煙室があることの問題について、大和教授のインタビュー記事があったようです。
元ヘビースモーカーの禁煙対策専門家 新幹線の喫煙ルームで吸っても「たばこの口臭は45分続く」
=『愛知のニュース』(テレビ愛知)2023年10月19日 18:47= ※元の記事が非公開となったため、別の引用サイトのリンクに差し替えました。
“喫煙ルームから人が出る際の、煙の流れを視覚化した実験……煙が充満した部屋から人が出ると…煙が空気の渦に巻き込まれ、扉の外へと漏れ出していることがはっきり分かります”
“産業医科大学 大和浩教授:
「喫煙者がしょっちゅう行ったり来たりするから、デッキの煙を連れて客室空間に入ってくるわけですよ。喫煙ルームを残している限り、新幹線の中で受動喫煙をゼロにすることはできない」”“臭いについても、次のように指摘します。
産業医科大学 大和浩教授:
「吸う前の口臭に戻るまでに、最低45分かかる……センサーで45分。人間の鼻の方が、センサーよりも敏感なので、多分、数時間は隣の人がたばこ臭いというのは分かる」”“産業医科大学 大和浩教授:
「持病がない人にとっては、不愉快で済むけれども、つわりやぜんそく、過敏症だったりすると、たばこの臭いなどで発作が発生する。だからこそ新幹線の喫煙ルームはもっと早くになくしておかねばならなかった」”
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