動物実験結果「三次喫煙=サードハンドスモーク」の健康被害
“直接の受動喫煙がなければ……”と軽く見られてきた、
三次喫煙(別称サードハンドスモーク)
=残留・付着した煙による被害。
当機構および当サイトでは何度も啓発してきましたが、→末尾☆に関連
過去の報道から、その有害性の実験結果をお知らせします。
三次喫煙の健康被害をマウスで確認 4か月で糖尿病リスクが上昇
=『Jcastニュース』2017/9/25 08:00 =
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“2010年ごろから米国の大学や研究機関によってその問題が指摘され、厚生労働省などもその存在を認めている”
“以前に行った研究で、三次喫煙に晒されたマウスは骨格筋や肝臓、肺の機能が低下し、怪我の回復が遅くなることを確認していた。……今回の研究では観察期間を6か月以上に設定し、一定の期間で三次喫煙が健康に与える影響を調査した……わかったのは、三次喫煙に晒されるとわずか1か月で健康に悪影響が表れるという事実だった”
“研究者らは、「三次喫煙への曝露開始から1か月以内に健康へ重大な影響が及ぼし始め、これらの変化は時間と共に次第に悪化する」とコメントしている”
☆以下、本サイトのニュース・コラムの、関連ページです。
アメリカでは「三次喫煙」も禁止に “子どもを受動喫煙から守る州法”
やはり問題「サードハンドスモーク=三次喫煙(残留受動喫煙)」
『STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円
このところ、三次喫煙、受動喫煙などについてばかり検索していて、こちらのサイトに辿りつきました。
自分自身も喫煙歴がありましたが、33歳の時に妊娠とともにやめました。
その後二人の娘たちを育てていく上で、夫の喫煙や、外での受動喫煙が気になって気になって...
また38の時に乳がんになり、それからその思いがもっと強くなり、今では、自分でも神経質すぎるかもと思う程です。
現在わたしは39歳です。夫はわたしと同時期に禁煙したはずでしたが、何度もやめられずに、今はまた10回目くらいの禁煙中です。
こどもの健やかな成長のためには、夫の禁煙も不可欠で、そのことが原因で離婚も考えてしまったほどです。
ただ、そこ以外欠点のない夫とは別れる気はないので、頑張ってもらいたいと思っています。
わたしは職場に復帰していますが、職場での受動喫煙が気になって仕方なく、上長に席替えを申し出て、
クリーンだと思われる席に移ったはずでしたが、
喫煙者である部長以上のお偉いさん方に囲まれてしまい、
今また受動喫煙が気になる席になってしまいました。
もう会社を辞めるしかないのでしょうか。
癌になったこともあり、本当に気になって気になって、そのストレスが酷いです。
厚生労働省の相談窓口に行こうかとも思っていますが、それで何か解決するとも思われず...
悩んでいます。
「受動喫煙撲滅機構」です。
鈴木樣、たいへんですね。職場での受動喫煙被害は住宅に次いで多くの相談がありますが、
管理者がおり、事業者には「安全配慮義務」がある分、
申し入れ等で解決に向かう例は、住宅よりは多いものの……、
改善を申し入れたために嫌がらせにあったり居づらくなるなどの問題も生じる可能性があります。
しかし嫌がらせや格下げ、解雇などの、横暴パワハラがあれば、さらに労働審判などで
勝てる見込みがありますので、
辞めたくないのであれば、挑戦してみる意義はあると思います。