“ベランダ喫煙は許せない” アンケート調査

 当サイトニュースでは、いままで住宅での受動喫煙被害についての企業の調査結果を紹介していますが、末尾にリンク掲載

 もう一つ、新しいマンション調査で、ベランダ喫煙にも言及しているものがありました。

 -マンション生活に関する実態調査 住民編- 隣人ストレスは仕事のストレスを超える⁉他のマンション住民に迷惑と感じる人が約7割も 住民トラブルを避けるために気を付けることとは
  =『株式会社 カシワバラ・コーポレーション 』(プレスリリース)2019年9月2日 11時00分=

 以下に受動喫煙に関する点を抜粋します。(「……」は文省略・太字化は引用者によります)

 「●近隣住民の許せない行動(自由回答)」として、

“ホンネ!近隣住民へのクレーム
意外にもベランダマナーが多く見受けられる結果に。
タバコ、騒音、ゴミ出しルールが三大クレーム。

「同じマンションに住んでいる住民の許せない行動をお答えください。」(抜粋)
・ベランダでの喫煙(40代男性)
・ベランダや共用スペースで喫煙する。さらにベランダで布団を叩いて埃やごみを階下に落とす。(40代女性)
・上階の人が捨てたのか、我が家のベランダにタバコの吸い殻が落ちていること。(30代男性)”

 と、初めの三例が受動喫煙・タバコ関連でした。
 そして、「●マンションマナーの境界線」として、さらに詳しく続きます。

あなたのマナーは大丈夫?マンションマナーの境界線とは…
……
「ベランダでタバコ」、「遅い時間の徘徊」は大丈夫?

……「……住民が以下の行動をした場合、あなたは許せますか。許せませんか。」と質問……50%を境界線としたところ、「ベランダでタバコを吸う」と「遅い時間にマンションをうろつく」がマナー違反の境界線と判明”

“前述の「……許せないと思うこと」でベランダでの喫煙に関する回答が多かったことから、住民トラブルを避けるためにベランダでの喫煙は避けた方が良いでしょう”


[当サイト関連既報]
 ベランダ喫煙「理解できない」過半数 多い? 少ない?

 住宅受動喫煙の全国調査~ 「タバコの臭いに不快感」「我慢している」「健康被害」…=『リビンマッチ』調べ / 受動喫煙への対策とは?

 マンション、集合住宅での「受動喫煙問題」調査

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“ベランダ喫煙は許せない” アンケート調査” に対して7件のコメントがあります。

  1. ユカタン より:

    受動喫煙撲滅機構様

    いつも、フル活動本当にお疲れ様です。
    このベランダ喫煙の記事については、最も頭を抱えている事だけに、取り上げて頂いて感謝しております。
    日本全国に声さえあげられない住人が沢山おられるはずです。
    沢山の人にもっと認知されれば良いですね。

    1. パンダ より:

      【受動喫煙症患者が言われたくない言葉】

      『喫煙者は第一次被害者だから理解して』
      この言葉は禁煙中の家族や、禁煙中の社員がいる上司などに言う言葉です。
      理解するという事は、中毒症状もあるし喫煙してもしょうがないよねと、喫煙を許すことでもあります。
      これは受動喫煙症患者が発作や症状が出ても、我慢させられるという事になります。

      『禁煙は難しいから』
      喫煙者目線で話をしています。
      禁煙は難しいから受動喫煙症患者の生活や健康を奪っても仕方ないという考え方。
      受動喫煙症患者は禁煙より厳しい生活をしています。
      受動喫煙症にさせた責任が喫煙者にはあります。
      喫煙者も同じだけの努力をする必要があります。

      『(受動喫煙症になったのはあなただから)窓を閉め空気清浄機をかけたら?』
      家から一歩も外に出るな、生活をするなと言っているのと一緒です。
      喫煙者がいつどこで喫煙をするかが分からないので、普通の生活をしてはならない事を意味しています。
      喫煙者は自由な生活をしているのに、なぜ受動喫煙症患者だけ強いられた生活をさせられなければならないのでしょうか?

      喫煙者は、国とタバコ会社からの第一被害者です。
      受動喫煙症患者は、国とタバコ会社と「喫煙者」からの第二次被害者です。
      そして受動喫煙をさせているのは喫煙者だけです。
      喫煙者は「喫煙」と「禁煙」の選択肢があり「喫煙」を選ぶから受動喫煙をさせてしまうのです。
      喫煙の自由では無く、選択肢の自由である事を理解すべきです。
      喫煙の自由だと思っている人は受動喫煙をさせています。
      選択肢の自由だと思っている人は、「自分の喫煙で受動喫煙をさせてはならない」と理解しているはずです。
      しかし受動喫煙をさせない喫煙は一般的にはありません。
      選択肢の自由だと思った人は「禁煙」しかないという所に行きつくはずです。

      1. ユカタン より:

        パンダさんのコメントに全部、賛同致します。
        喫煙者は、喫煙の自由なんかではなくて、選択肢の自由という言葉は、本当に全ての喫煙者に理解させたいですね。

      2. 受動喫煙撲滅機構 より:

        パンダさん
         受動喫煙撲滅機構、『STOP受動喫煙新聞』編集の内藤です。いつも良いコメントありがとうございます。
         ご意見に賛同と補足を述べます。

        1.『喫煙者は第一次被害者だから理解して』

         その論自体は、正論です。
         しかし、「受動喫煙症患者が発作や症状が出ても、我慢させられるという事に」なったら、その偏向解釈・曲解した論理の展開が問題です。

        2.『禁煙は難しいから』

         これも同じです。
         「禁煙は難しいから、受動喫煙症患者の生活や健康を奪っても仕方ない」というのは曲解で、そのように言う人、考える人が間違いです。

        3.『(受動喫煙症になったのはあなただから)窓を閉め空気清浄機をかけたら?』

         これは確かに、被害者と加害者を逆転した暴論です。
         なので私は、「化学物質(電磁波)『過敏』症」とは言わないことにしています。「化学物質(電磁波)症」で十分です。

        4.『喫煙者は、国とタバコ会社からの第一被害者です。
        受動喫煙症患者は、国とタバコ会社と「喫煙者」からの第二次被害者です』

         まったくもって同感です。

        5.『受動喫煙をさせているのは喫煙者だけです』
         『喫煙者は「喫煙」と「禁煙」の選択肢があり「喫煙」を選ぶから受動喫煙をさせてしまうのです』

         それは、必ずしも正しくはありません(おおむねそうですが)。
         喫煙者でも、相当気を遣って人前では一切吸わない人は、います。
         逆に非喫煙者でも、喫煙場所に平気で誘う人、前述1.~3.を言う人、「そこまで気にするな」といったことを言う人が、よくいます。そのような人は“受動喫煙の加害者”になります。
        「喫煙者=敵・非喫煙者=味方」ではありません。

         喫煙場所は、「山奥・砂漠・大平原・無人島や地下深くの指定喫煙所か建物が隣接しない高層ビル屋上だけ」だったら受動喫煙の問題はありません。(街の地下か屋上なら戻ってくるときはエレベーターや狭い階段・通路を通らず専用通路か屋外非常階段などを使うこと)

         喫煙行為や習慣も問題ではありますが、受動喫煙の撲滅を進めるには、受動喫煙を発生させる場所・時の喫煙、それを容認させている環境・社会を、まず問題とすべきです。
         タバコをこの世からなくすことは遠回りで(並行して行うのは良いことですが)、「敵は喫煙者・タバコ」の構図にすると、逆効果の場合もあります。

        1. パンダ より:

          受動喫煙撲滅機構様
          ご意見にご賛同と補足ありがとうございます。

          私は「受動喫煙症患者として」と言っているので、一般的な考え方と一緒にされては困ります。
          一般的な考え方や法律を出せば喫煙は合法だで終わってしまい、受動喫煙被害者は病気が悪化するしか無くなり、我慢するしか無くなるという事です。
          だからみんな我慢して発作が出たり、煙害死が起こっているのではありませんか?
          そこがいつも受動喫煙症患者の理解者がいないと思うところです。
          喫煙者寄りの考え方でまだ受動喫煙側の考え方になっていないと思う所です。
          どんなに人前で喫煙していなくても、喫煙所で喫煙しても受動喫煙は起こります。
          その微々たるタバコ煙でも症状が出るのが受動喫煙症患者です。
          極論しか受動喫煙症患者を守る方法はありません。
          そして現時点での自分の健康や生活を守る方法も極論しかありません。

          私の家の隣人も窓や雨戸も閉めて喫煙しています。
          ちゃんと配慮はしていますし、人間的にとてもいい人です。
          それでも発作は出ます。
          私にとっては健康を危ぶまれる迷惑行為であり、配慮しても受動喫煙を受けています。
          これは配慮をしているので受動喫煙ではないと内藤様は言われていると言う事になります。
          それを配慮しているから我慢しなければならないという事は、これ以上の健康は守れなくてもしょうがないと内藤様は言われていると言う事です。
          それを変えて行くのが受動喫煙撲滅でもあるのではないのですか?
          受動喫煙撲滅とは少量の受動喫煙も撲滅することだと思って賛同していましたが違ったようですね。

          「喫煙者は第一次被害者だから理解して」では無く「禁煙中の人はまだ完全に禁煙出来てないから理解して」だと思いますよ。
          それなら私も理解します。
          喫煙者を理解すると言う事は喫煙を許せという事です。
          喫煙者が理解出来ていないだけで、すでにタバコの有害性は浸透しています。
          受動喫煙症患者には「患者の健康や生活を奪って努力もしないで理解して貰おうだなんて虫が良過ぎ」だとしか思いません。
          いくら第一次被害者であっても、中毒症状があっても、他人の健康を奪う権利はありません。

          国も医療界も喫煙者自身が意識を変え、禁煙という意識に変わって貰いたいと思い、禁煙外来で治療をしているのではないですか?
          「受動喫煙」という行動は喫煙者しかしていません。
          国やタバコ会社は「喫煙は禁止していない」「タバコとうい商品」を出していますが、受動喫煙をさせていいとは言っていません。
          喫煙者の意識が変わってくれる事を願って、国や医療界も努力しているのではないのですか?
          喫煙者の意識が変わる事を国も医療界も受動喫煙症患者も望んでいるのです。
          そうじゃなかったら法律で一気にタバコを廃止にし、タバコを禁止にすれば済む事です。

  2. ユカタン より:

    突然、タバコを吸いながらの人に道を聞かれて、困り果ててしまったことが何回かあります。
    それが迷惑だということが、考えられない人かと思いました。
    タバコを吸いながら他人に話し掛けないでください。

  3. パンダ より:

    喫煙者で困る事は「喫煙者が話しかけてくる事」です。
    好意を持って話しかけて来られた時、喫煙者の店員、会社で喫煙者の社員がいる時、など話さなければならない状況があります。
    しかし話をすれば発作が出るのです。
    喫煙者かどうか確認したり、説明している間に、有害物質を吸い込んでしまっています。
    会社だったら我慢して、発作を出すことになります。
    これは避ける事が出来ないので本当に重大問題です。
    受動喫煙になるので、喫煙者からは人に話しかけてはいけない、という法律でも作ってもらいたいものです(もらえないだろうな)。
    せめて「受動喫煙症なんです」ですぐに遠ざかってくれるくらい、この病名が浸透すれば少しは楽になるのかも知れません。

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