煙漏れの駅前喫煙所に苦情、場所を変え「密閉型」にした改善 喫煙者が最も多い福島県、JR福島駅
駅前の喫煙所が、通行の多い場所でしかもいい加減な壁だけの設置だったので、煙がダダ漏れ、苦情が来て人が少ないほうに移設、密閉式で作ったそうです。
※以前の喫煙所については、設置時期に報道を当サイトで紹介しています。
また駅前に喫煙所を新設! 市民から受動喫煙の不安の声…形状の工夫で煙の漏れは防げるのか? ~ 福島 ’22年7月
駅前に増設した喫煙所が利用開始 受動喫煙に不安の声 ~ 福島駅 ’22年8月
かなりの苦情が来ても、訴訟を起こされても、姿勢を変えない横浜市の対応とずいぶん違っていますね。
はたして、場所を変えて密閉式にして、完全に受動喫煙をゼロにできるでしょうか。
まずは地元テレビからのネット報道。
「たばこ臭い」市民からのクレームも JR福島駅東口の喫煙所が移設 煙が外に出ない完全密閉型に
=『福島中央テレビ(『日テレNEWS NNN』での転載)』2025年12月1日 19:33=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“12月1日、JR福島駅東口にある喫煙所が、移設……「たばこ臭い」という市民からのクレームもあったということで、新たな喫煙所は完全密閉型……その中には、禁煙、卒煙をよびかける掲示もずらっと並んでいます”
“これまでの喫煙所は、密閉されていないパーテーション型で、交差点近くにあったこともあり、「たばこ臭い」と、市民からクレームがあった”
“新しい喫煙所には高性能の脱臭機を備え、周囲の望まない受動喫煙を防ぐ構造に”
“さらに、中には…「肺に問う「禁煙するか?」「はい」即答」「おとうさん たばこやめたよ うれしい」「お付き合いや結婚する相手は…たばこを吸わない人がよい、82.5パーセント」”
“喫煙者の割合が21.4パーセントと全国ワースト1位”
“喫煙所の場所がかわったこと、そして、禁煙や卒煙などをよびかける啓発活動も行われました。たばこに厳しいこうした風潮。今後、ますます、強まっていくのでしょうか”
冒頭にまた“愛煙家は肩身が”とのどうでもよい一文を入れていますね。喫煙所がなくなったわけではなく、受動喫煙を激減させるのだから喫煙利用者にとっても罪悪感が減ってよいことでしょう。末尾の文も改善が良いこととなっておらずまるで悪い方向に行くかのような書き方です。報道者の見識の低さがわかります。
この記事では「完全密閉」となっていますが、すぐそばにいて扉の開閉があっても絶対漏れないのでしょうか。
翌日、全国紙でかなり詳しく、なお「完全」とは書いていません。
福島駅東口に新しい指定喫煙所 密閉型で煙漏れ防止、高性能脱臭機も
=『朝日新聞』2025年12月2日 11時30分=
“ 受動喫煙対策として福島市は1日、新しい指定喫煙所を福島駅東口の駅前交番東側へ設置し、使用を開始した”
“ これまでの喫煙所は駅東口の花時計裏にあった。パーティション型で信号やバスの降車所と隣接しており、市には「信号待ちやバスから降りた時にたばこの煙が漏れてくる」といった苦情が寄せられていた……近年の受動喫煙への意識の高まりも考慮した”
“ 新設の喫煙所は人通りの少ない場所にあり、密閉されたコンテナ型。たばこの煙や臭いを消す機能がある高性能脱臭機を屋内に整備……防犯カメラとエアコン(夏季のみ)も設置……面積はこれまでの喫煙所と同じ13平方メートル。建屋の建設費は約2400万円”
“ 旧喫煙所は撤去し、もとの緑地に戻す予定”
“市では「駅東西口は受動喫煙防止重点区域であることも訴えていきたい」”
2400万円とは高額なほうです。まあそれで受動喫煙が絶対なくなるならいいのですが……。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
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