火が消えたタバコの吸い殻からも有害物質が発生…! 消しても消えない受動喫煙

 恐ろしい情報です。完全に火を消しても、吸い殻からかなりの有害物質が放出されていることが判明したとのことです。

 タバコは「火が消えた後も」延々と有害物質を放出し続けている、非喫煙者がさらされるニコチンは現行の推定値の2倍
  =『GIGAZINE』2020年02月05日16時00分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“2100本ものタバコを燃焼させる実験により、「火が消えて煙が出なくなったタバコの吸い殻でも、数日間にわたって有害物質を放出しつづける」ことが判明しました”

“火がついた先端から立ち上る副流煙にはさまざまな有害物質が存在し、受動喫煙でさえ健康を害することが知られています。しかし、火が消えた後の吸い殻については、環境汚染の観点からの研究がほとんどで、人体や健康に焦点を当てた研究は行われてきませんでした”

“アメリカ国立標準技術研究所から「吸い殻が健康に与える影響」についての調査を依頼された環境工学研究者……は、実際の喫煙と同じ条件でタバコを燃焼させる「喫煙マシン」を開発……火が消えたタバコを測定装置の中に入れて、吸い殻から放出される化学物質を測定……特にニコチンとタバコのフィルターに使用されているトリアセチンに注目……トリアセチン自体は有害物質ではないものの、揮発性が低く常温では気化しないため、吸い殻からの長期的な物質の放出を測る上で最適な指標だとのこと”

“「多くの化学物質は火が消えた後の24時間で放出……ニコチンの量は、火が点いている間に放出される量の最大14%に相当します。さらに、ニコチンとトリアセチンが放出される濃度は、火を消してから5日後でも火が消えた直後の約50%に近い濃度だということも分かりました」”

 さらに、

“「火を消した後の一週間で吸い殻から放出されるニコチンの量は、喫煙中に発生する主流煙と副流煙の合計に匹敵する可能性が……家庭にある灰皿に吸い殻が放置されている場合、非喫煙者が曝露するニコチンの量が、2020年時点で推定されている値の2倍に跳ね上がるおそれがある……」”

“吸い殻から有害物質を発生させない唯一の方法は「砂が敷き詰められたガラス製もしくは金属製の密閉容器に入れること」”

“「子どもを乗せてドライブしている最中はタバコを我慢するという人がいるかもしれませんが、高温になる車内の灰皿がタバコの吸い殻でいっぱいになっているのなら、既に曝露は発生しています。また、吸い殻が無害になるには何年もかかるので、吸い殻を窓から投げ捨てるのも御法度です」”

 同内容の別の報道。こちらのほうがわかりやすいかもしれません。

 タバコは吸い殻でも有害物質を放出し続けることが分かる
  =『ニコニコニュース』2020/02/05 08:00=

“•タバコの吸い殻からも有害物質が空気中に放出されていることがわかった
•温度が上がるほど、有害物質の排出量が増えるため、夏場の吸い殻の破棄は重要”

“喫煙後の吸い殻が強い匂いを発することは知られていても、成分の分析などの研究は盲点になっていました”

“もちろん研究者たちが自分で吸ったわけではありません。
大量の新鮮な吸い殻をつくるためには、一度に6本が吸える吸引装置付きのロボットが用いられました。
そうして得られた吸い殻の分析を行った結果、吸い殻からは、米国食品医薬品局(FDA)が有害と考えている4つの化学物質……及びニコチンが空気中に放出されていることがわかりました”

温度が上昇すると、いずれの化学物質……も吸い殻から盛んに放出されるようになりました。
特にニコチンにおいては吸い殻から放出される量が多く、5日間で、主流煙と副流煙の合計に含まれる同じ量が吸い殻から放出されている可能性があるとのことです。
そのため研究者たちは、夏の熱い部屋に置かれた吸い殻の山は非常に危険であり、子供や非喫煙者を保護するには空気の入れ替えだけでなく、吸い殻の破棄も重要だと述べています”

2.5次喫煙?

 煙が出ていないので、一般の受動喫煙=二次喫煙=セカンドハンドスモーク、には当たりませんが、三次喫煙=サードハンドスモーク=付着残留煙、かというと、別の物質への付着した成分の揮発ではなく、吸い殻から出ているので、これは“2.5次喫煙”とでもなるのでしょうか?

 いずれにしろ、タバコの吸い殻が臭いのは当然、そして、臭ければ何かしら有害、ということもまた当然、ということでしょう。いままで研究されていなかったのは記事にある通り盲点だったのかもしれません。

 「ちゃんと消したから」だけでなく、吸い殻はすぐ完全に処分させましょう。
 街のポイ捨て吸い殻も、空気を汚染していることになります。

 世田谷区の銭湯「増穂湯」(渡辺文学理事提供→以前の記事はこちら) ※画像はクリックで拡大します。
 その渡辺理事による、吸い殻拾い活動の報告。(住所は消してあります。連絡は「タバコ問題情報センター」へ→当サイトリンクページ)

 体を壊さないよう、お気をつけて!

[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 喫煙所の周辺は吸い殻が大量に~動画配信 受動喫煙も

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