喫煙所閉鎖で「喫煙者が異常に増えた場所」・・・“さまよう喫煙者”?
新型コロナの騒動で、唯一よかったのは、喫煙所の閉鎖が行われたことですが――、
→今までの当サイト主な関連記事は末尾にリンク
やはり、依存症であり常識のない喫煙者の、違反が各地で見られるようです。北海道の報道から。
“さまよう喫煙者”って、ゾンビみたいですね。
3密の喫煙所閉鎖、さまよう愛煙家 札幌中心部の緑道モクモクと
=『北海道新聞』(みなぶん)05/29 07:38=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“「喫煙者が異常に増えた場所がある。昼時はすごい」……札幌中心部で屋外の喫煙が増えているという投稿が「みなぶん特報班」に寄せられた”
“「4月以降に喫煙者が増えた。近くを通るとたばこの臭いがひどい」”
“喫煙していた50代の男性会社員に声を掛けてみた。勤務先のビルの喫煙所が閉鎖され、3月ごろから緑道を訪れるようになったという。「……自分は通行人が来たらマナーとして壁側を向く」と話した”
“道も5月末で廃止予定だった道庁(中央区)の喫煙所を4月24日に前倒しで廃止。一方、周辺の住民らによると、庁舎から100メートルほど離れた北大植物園付近の歩道で喫煙者が目立っているという”
“札幌市は条例で中心部の一部を喫煙制限区域に定めているが、今回の緑道や植物園付近は区域外となっている。
……昨年秋から路上喫煙の苦情が数件寄せられたため、受動喫煙防止を呼び掛けるポスターを5枚ほど掲示した。今月にも1件苦情が寄せられたため、近くポスターを10枚ほど追加して貼るという”
最後は、“喫煙側”と、禁煙学会のコメントでしめています。
“分煙を推進する「喫煙文化研究会」(東京)の山森貴司事務局長(47)は「喫煙所を探す努力をしつつ、屋外で吸う場合はほかに喫煙者がいたら、煙が集まらないよう少し待つなど工夫が必要」と話す”
“日本禁煙学会理事で、道北勤医協旭川北医院の松崎道幸院長(69)は「少量の煙でもぜんそくや狭心症を患う方が吸い込むと、発作を引き起こすリスクがある」と指摘”
「人が来たらマナーとして壁側を向く」など論外、「煙が集まらないよう少し待つ」も同様、これらの短絡的発想には、受動喫煙が発生していること、禁煙学会松崎氏が指摘する「少量の煙でも発作を引き起こすリスク」という事実は、まったく視野・見識にないようです。
横浜駅西口と高田馬場駅前の閉鎖喫煙所の違反者。(既出)
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
後を絶たない「禁止した喫煙所での違反喫煙」~“新型コロナ”「喫煙所・喫煙者」問題その11 ’20年5月4日
違反喫煙は警察に通報、注意してもらいましょう・・・閉鎖した喫煙場所での違反者・続報~「感染と喫煙」問題その12 ’20年5月7日
神奈川県庁は喫煙所「閉鎖・撤去の予定なし」 機構質問への回答 ’20年5月13日
“行き場失い”? 堂々と違反する喫煙者たち/〈感染と喫煙所〉問題その19 ’20年5月28日
「在宅」で受動喫煙が増えています・続報 ’20年5月14日