路上喫煙で罰則を徴収した件数を公開 ～ 東京都千代田区

　2002年10月、全国初の、路上喫煙を違反として過料を徴収する条例を制定した、東京都千代田区では、公式サイトでその全件数・区域別の内訳などを公開しています。

　路上喫煙過料処分件数＝千代田区･公式サイト＝
　地区別の件数が興味深いです。
　これは、地区により路上喫煙･違反者数にこれだけの差がある、ととらえてよいのでしょうか。

神奈川県では

　なお、屋内の規制としては全国初の条例を制定した神奈川県では、2011年4月1日の罰則施行以来、違反に対してただの1件も徴収していません。違反施設は大量にあるのですが、｢指導｣をしても聞かなかった店は、許していることになります。そのことが『毎日新聞』などで数年前に報道されています｡
　『STOP受動喫煙 新聞』では’18年、その問題を中心に、県庁の対策グループへ取材を行ない、掲載しています。→第23号–2018年(7月)夏号

［当サイト関連既報］※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
　法令違反を続ける銭湯 ～ 保健所は指導できず？　指導無視で脱衣所に灰皿を置き続ける「栄湯」(東京都世田谷区) ’20年7月

　路上禁煙の千代田区で違反する人たち～｢タバコ問題情報センター｣が区議会へ陳情･請願を進めます ’19年2月

　「歩きタバコは凶器」警察が取り締まるべきでは？ ’20年2月

　｢喘息患者にとっては命に関わる｣路上の受動喫煙 ’20年5月

　“神奈川県｢受動喫煙防止条例｣は失敗” !? 松沢成文議員が公けに言及 ’18年7月

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