閉鎖した喫煙所の外で平気で法令違反をする異常 ~ 罰則金の徴収を

 また、社会性のない、おかしな連中による、街の被害が発生しています。

 喫煙所閉鎖したのに「吸い殻散乱」 池袋駅東口「常時20人タバコ」のイタチごっこ…区は対応苦慮
  =『J-CASTニュース』2021年05月19日20時56分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“池袋駅東口の区指定喫煙所……緊急事態宣言後に閉鎖されたが、周囲でタバコを吸う人が後を絶たず、吸い殻も散乱して、区も対応に苦慮している”

“喫煙所の外では、少なくとも10人がタバコを吸っている”

“写真投稿も、ツイッターなどで相次いでおり、様々な意見が寄せられている。
 一部喫煙者への非難は多く、「マナーなってないですね」「これだから喫煙者のイメージが悪くなる」「せめて携帯灰皿くらい使えば良いのに」などと厳しい声が出た

 しかしここでもまた、喫煙者側の身勝手な、論理も社会性もない屁理屈が。

“一方で、「喫煙者ばっか締め付けてる」「感染防止は解りますがやり方が変」「何故代案なしで実施すんのか」と、一方的に閉鎖されたとして不満の声も”

 喫煙所なんか無くてよいものなのに、必ず“あるべき”前提でいうのですね。タバコ産業の回し者ではないでしょうか。

 区の、正しい判断の説明と、苦慮する声が続きます。

“「1密でも2密でも感染リスクはあり、人流を抑える目的もあります。タバコを吸うときにマスクを外して談笑する人もいますし、掃除をする職員長時間現場にいるリスクも考慮しました。閉鎖の解除は、宣言が明けてから他の施設の状況を見て決めたいと考えています」”

“閉鎖後に喫煙所の外でタバコを吸っている人は、より規模の大きい東口では、常時20人ほどいるという。
職員が巡回して喫煙者に注意しているものの、現場に張り付いているわけにもいかないといい、イタチごっこの状態のようだ”

2011年に路上喫煙及びポイ捨て防止に関する条例を施行し、路上喫煙やポイ捨てを禁止している。さらに、池袋駅周辺などの重点区域でのポイ捨ては、2万円以下の罰金に処せられる。
喫煙所の外でタバコを吸えば、条例違反になり、「たとえ、携帯灰皿を持っていたとしても、路上喫煙をしてはダメです」と区の環境保全課長は言う。一方、ポイ捨ては、罰金対象にもなるが、これまで徴収した実績はないとした。
「徴収するのが目的ではなく、反社会的行為だとの意識を喫煙者の方に醸成してもらうためです。しかし、なかなか守られずに苦慮しており、今後徴収がないとは言えないです」”

“「……代わりを積極的に案内するのは難しく、ご自身で調べていただくしかないと考えています。この状況が続くなら、感染リスクがある中でも人を割いて注意せざるを得ませんので……」”

 罰則つき条例のある自治体は多くありますが、千代田区や横浜市など違反者から徴収しているところもあれば、ここのようにまったく罰則を適用していないところも、多数あります。(飲食店にしても、日本初の屋内規制条例の神奈川県でも、10年以上たっていまだに徴収していません。注意して聞かない施設・店舗はそのままです。横浜市も、路上の違反には徴収していますが、改正法の違反にはまだのようです。)

 この時機、これを機に、どの条例でもきびしい徴収を始めてほしいものです。

  

画像は横浜市その他の光景(既出、クリックで前回記事に)

[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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