「中国の縮小版」北朝鮮の受動喫煙

 中国は厳しい法律ができてきて、受動喫煙撲滅が進んでいるかと思っていましたが(→末尾に過去の関連記事リンクを記載)、全体的にはまだダメということでしょうか。

 そして、北朝鮮も同様との報道です。

 【萬物相】北朝鮮とたばこ
  =『Chosun Online(朝鮮日報)』2023/04/30 08:02=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“非喫煙者にとって、中国は地獄だ。マンションのエレベーターでたばこを吸うにとどまらず、ベビーカーに乗っている赤ちゃんに「かわいい」と言いながら紫煙をくゆらせる相手と険悪になった韓国人の母親たちの話は、今もママカフェ(母親たちのコミュニティーサイト)にアップされる”

“中国の縮小版が北朝鮮だ。飲食店、商店、ホテルなど屋内での喫煙を当然視している”

“たばこが身分の尺度として使われる……高級たばこは党・政府・軍の幹部くらいにならないと吸えない”

“ 金正恩(キム・ジョンウン)総書記は大のたばこ好きだ。病院、学校、幼稚園だけでなく各種の銃砲など引火性物質の天地である武器庫でも火の付いたたばこを持ったまま指示を下す。10代のころ、既にヘビースモーカーだった”

“ 一時、偽の外国たばこは偽洋酒、偽札、麻薬、武器類と並び北朝鮮の主な外貨稼ぎ品目だった……世界の犯罪集団が競って手を出した。現地で販売処の役割を果たすのが北の海外公館だ。多いところでは毎年10億ドル(現在のレートで約1340億円。以下同じ)を稼いだ。これが核ミサイル開発や金正恩の統治資金として流れ込んだ”

“ 米司法省が、ダンヒルのたばこで有名なBATに対し、北朝鮮制裁違反の容疑で罰金6億2900万ドル(約842億円)を科した……BATは子会社を通して2007年から17年にかけて、北朝鮮にたばこの材料4億2800万ドル(約573億円)分を販売し、北朝鮮軍所有のたばこ会社に7億ドル(約937億円)の利益をもたらしたという。北は「偽ダンヒル」などを作って海外に販売したと推定されている”

  
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 国を挙げて「禁煙法」制定へ ~北朝鮮 ’20年11月

 遅れている日本の受動喫煙撲滅 諸外国、中国の取り組みは ’20年6月

 喫煙室でデパートが裁判に、敗訴し賠償と「公開謝罪」に = 中国 ’21年8月

 上海の喫煙率が激減、「全面禁煙」支持98% ’23年3月

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