「全室禁煙」旅館が増えています ~ 函館市の温泉が’23年7月禁煙化、ただし屋内に喫煙室が2カ所 ~ “以前からのお客様にはご不便を”?
温泉旅館が全客室を禁煙にしたと、プレスリリース(マスコミへの広報)で発表していました。
ただし、喫煙室が屋内に2つもあります。そこが吸わない普通の人が通ることはない場所ならよいのですが、ロビー横と宴会場のそばとのこと。漏れがないようになっているのでしょうか。また、清掃する従業員の三次喫煙被害は……あるでしょうね。
【湯の川温泉/湯元啄木亭】愛煙家の皆様へ:全室禁煙へ移行のご案内
=『PR TIMES』(野口観光マネジメント株式会社)2023年6月29日 20時06分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“これまで、喫煙室のある館として多くのお客様よりご贔屓いただいておりましたが、ファミリーや外国人のお客様も増加し、これまで以上に受動喫煙などに配慮が必要であると考え、この度7月1日より全室禁煙を決定いたしました”
“喫煙スペースは1階、2階と2か所ございます”
“ 以前よりご贔屓いただいておりますお客様方や、お煙草を吸われるお客様にはご不便や不手際もあるかと存じますが”
この、「以前よりご贔屓いただいておりますお客様方……ご不便や不手際もあるかと」とは、どういう意味でしょうね?
“喫煙客への不便”という意味ならわかりますが、そのあとに“~や、タバコを吸う客には”とあるので、最初の“ごひいき客”はタバコを吸わない普通の客を指していることになりますが、何の不便でしょう?
“喫煙室のせいで、受動喫煙にあったり、喫煙室を避けて通る、不便”ということでしょうかね?
同旅館の公式サイトの「お知らせ」2023.06.16、愛煙家の皆様へ:全室禁煙への移行のご案内
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