駐車場ができて自宅へ受動喫煙! 市と警察が動き解決へ
住宅で近隣住民からの受動喫煙に悩まされる話は非常に多くあります。
これは、住居からではなく、屋外からの被害ですが、どうにか改善はされたようです。
めずらしいといえる例ですのでご参考に。
最悪!自宅の向かいが喫煙スポットになってしまった男性
=『キャリコネニュース』2024.1.10=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“近年、市街地では路上喫煙を禁じるだけでなく、喫煙所をそのものを撤去する動きも広がっている。結果、路地裏や空き地、駐車場など様々なスペースが、勝手に喫煙所に使われている光景はよくみかける”
“中国地方の県庁所在地に暮らす男性から寄せられたのは
「自宅の向かいが喫煙スポットになってしまって迷惑している」
という、現在進行形のトラブル……駅からも近い男性宅周辺は、繁華街の裏にある住宅地という雰囲気……男性宅の向かいがコインパーキングになったのは5年ほど前……「朝夕にコインパーキングでサラリーマンが、たばこを吸っている姿はなんとなく見ていたのですが、自宅の前もそうなってしまったんです」
しかも、表通りから比較的近い位置関係のためか、男性宅の向かいは知らないうちに「人気」のスポットになってしまった”“「朝晩、常に5、6人が入れ替わり立ち替わり、たばこを吸っているわけです。夕方なんて、缶チューハイを手にしている人も……」”
“「駐車場を管理している会社に苦情を入れたところ、すぐに“禁煙”“監視カメラあり”とか貼り紙をしてくれたんですが、いっこうに減る様子はありませんでした」”
“そこで、所轄の警察署に相談した男性だが、警察はまったくやる気がなかった。
「警察からのアドバイスは『その都度、110番してください』でした。何度か電話してみたんですが、そのたびに『向かいに喫煙者がいるので取り締まって欲しい』というのも、バカらしい気がしてやめました」”
“今度は市役所に相談をしてみたところ、ようやく変化の兆しがあったという。
「周辺の道路にも、路上喫煙禁止の表示が増えました。それに市役所経由で警察官の見回りも増えたようで、ようやく喫煙者が群れている姿がなくなったのは、今年の春頃です」”
“男性は「いっそ、コインパーキングより有料喫煙所のほうが儲かるんじゃないでしょうか」と”
役所・自治体がこのように動いてくれるのは珍しいと思います。「市の管轄の歩道などではなく私有地だから」と逃げるのが普通ですが、住宅でもそうですが、“どこで吸うか”ではなく、“どこに被害が及ぶか”が問題ですので、歩道などに受動喫煙があるなら自治体も動くべきです。
警察も、“その都度110番を”といってくれる、見回りを増やすとはよいほうです。
駐車場の管理会社には、罰則などのきびしい掲示をするところもあれば、この程度で終わるところもあるようです。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
駐車場での喫煙を撲滅させる方法 ’23年6月
“〈私有地でも〉公共に受動喫煙をさせないこと” ~ 前進した受動喫煙防止の啓発 ~ 東京都港区 ’20年12月
路上喫煙・歩きタバコに対して、過半数の人が…… ’23年1月
この記事を見て、早速、屋内および屋外からの受動喫煙被害を役所に電話。
相談窓口→健康推進課。
「屋外、屋内は規制対象区域外なので、何も出来ない」という回答。
この記事の事を伝え、「やってくれるところもある、区域外でも健康推進課としてやるべきだ」というと、同じような相談を寄せられており、検討するとの返答。
どこの課だと、この記事のように動いてくれるのだろう?と思い、再度、相談窓口へ電話。記事を実際に見てもらい、「どこの課が動いたと思われるか?」尋ねたところ、「環境局第一課だろう」と言うことで、環境局第一課に電話。美化係を案内され、記事を見てもらうと、「パーキング内の喫煙に対して役所が何かすることはないので、(公道の)ポイ捨てや火傷防止で動いたのではないか?」という回答でした。
なるほど。推測ではありますが、美化目的で周辺の見回りが増え、人目を気にした喫煙者がいなくなったのか・・・。
受動喫煙防止目的で、役所が積極的に、ストレートに動けるようになって欲しいものです。
「その都度110番してください。」は本当に良いほうだと思います。何回か110番しても効果なかったのですね。警察が到着した頃には、もう喫煙者はいなくなっていたのでしょうか?「“どこに被害が及ぶか”が問題ですので、歩道などに受動喫煙があるなら自治体も動くべきです。」記者の言葉に毎度助けてもらっています。「路上喫煙禁止」ではなく「受動喫煙禁止」としてもらいです。私も野外及び屋内からの受動喫煙被害にあいましたので、早速役所に電話してみます。記事ありがとう!