病院からの受動喫煙! 「他人の敷地に苦情を言っても…?」 ~ 被害はこちらの敷地。しっかり苦情を入れましょう。
病院なんて、いちばん言いやすいところです。
病院であれ会社であれ、また個人店や、自宅であれ、変にためらわずに、被害として厳しく申し入れをしましょう。
いままでも受動喫煙・タバコ問題に良い主張をされてきた方が、実に的確に答えています。
病院職員のタバコのニオイが家に。「受動喫煙」の苦情を入れるべき?
=『MAG2 NEWS』ㅤ2023.08.18=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“吸わない人はすぐわかるのがタバコのニオイ。家の中で身に覚えのないヤニ臭がして調べてみたら、近くの駐車場で喫煙している人が何人か……病院関係者らしい。屋外の自分の敷地ではない場所でのことで、苦情を入れていいものか”
“Question
……私の敷地内の出来事であれば当然苦情を入れますが、他人様の敷地のため、苦情を入れるのもやりすぎなのかな?と迷っています。永江さんならどうすべきだと思われますか?”“永江さんからの回答
いや、全くやり過ぎではなく、わたしなら間違いなく病院に電話しますね。
別に喧嘩腰に苦情を言うのではなく「おたくの病院関係者がわたしの自宅横の駐車場で喫煙しており、受動喫煙の被害に遭っています。煙が家の中に入ってきて困るので、止めてもらうように指導していただけませんか?」ときちんと要望を伝えればいいんです”
“難色を示すようなら「喘息の子どもがいるので、外から煙が入ってくると咳き込んで苦しんでるんです」と言えば、市民の健康を守る病院としては動かざるを得ませんw 反応が悪ければ最寄りの保健所に通報してください”
“屋外に喫煙所を建てたら、患者さんやご家族がその横を通る度に受動喫煙の被害を受けることになりますし、喫煙所から出た人の衣服には煙がついているので2次受動喫煙の恐れもあるため、最終的には院内外全て禁煙の体制に変わっていくと思います”
そもそも質問者(=被害者)は、「自分の敷地ではないので……」と言っていますが、受動喫煙があるのは自宅内、つまり自分の敷地内です。
集合住宅の被害でも、苦情を受けた管理会社などが、
「喫煙者の自室内での行為(喫煙)に、注意はできない」
とずれたことをいう例、しかもそう言われて黙って引き下がってしまう被害者が、非常に多いのですが、被害があるのは被害者の自宅内なのです。
何も喫煙者の部屋に行って被害にあったとか、記事の例でも喫煙場所に自分から出向いていったわけでもないので、「よそへ被害があるぞ!」といえばいいことなのです。※喫煙所・受動喫煙のある場所が、道路や公園や誰もが利用できる施設など、公共の場であれば、自分が出向いても苦情を入れられます。
なお、記事の駐車場は病院のものかどうか書いていませんが、もしコインパーキングやよその施設の駐車場である場合は、他からの喫煙者が来ることもありますので、駐車場の管理会社にいうことも大事です。(以下の画像をクリックすると関連する記事が出ます)
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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