苦情「殺到」で喫煙所が撤去に ~ 滋賀県
寺の喫煙所が、近隣レストランなどの苦情で撤去されたとのこと。
市が、やはりJTからのカネで設けていたものです。
三井寺喫煙所、感染対策で苦情殺到→撤去 市職員も利用
=『朝日新聞DIGITAL』2021年1月14日 12時28分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“境内にあった喫煙スポットが、昨年12月21日に撤去された。市が設置したが、喫煙スポットの前にあるレストランが……窓を開けたところ、客から煙の苦情が出た”
“灰皿は、市が日本たばこ産業(JT)から寄付を受けた。2009年以降、三井寺やJR大津駅、石山寺など市内9カ所に設置した。人の背丈ほどある「特大」と、高さ1メートルほどの「標準」の2タイプがある”
“ 9カ所のうち市が管理していた7カ所は、苦情が寄せられるようになり、健康増進法の一部改正を機に19年夏までに撤去した。しかし……民間業者が管理している三井寺と、石山観光協会が管理している石山寺の喫煙スポットは存続した”
“喫煙者が多い時間帯は、平日の午前8時ごろと昼休み、午後5時過ぎだったという”
“ 市の部局名が入ったジャンパーを着た50代の男性は「週に1、2回利用している。けっこう、市役所(の職員)がいるのではないか。(レストランの客に)迷惑がかかるのなら、やめないといけないですね」”
“ 朝日新聞の取材を受け、市人事課は同月9日、職員向けのインターネット掲示板で、三井寺の喫煙スポットで多くの職員が喫煙し、煙の流入で客から苦情の声が上がっているとの情報が寄せられた、と注意を呼びかけた。また、「観光客のために設置されており、職員の利用は控えてほしい」と書き込んだ”
“ 市は16日に小野寺社長と協議し、灰皿の撤去を決めた。小野寺社長は「毎日夕方に灰皿を清掃し、管理が大変だった。コロナがなければ、このようなことにはならなかったと思うが、撤去されて助かっています」と歓迎した”
「コロナがなければ……ならなかった」との見方は、正しいでしょうか?
「一時閉鎖」ではなく「撤去」ですし、レストランが窓を閉めていても、むき出し喫煙所の周囲は煙だらけ、受動喫煙被害が多発していたはずなので、遠からず苦情により撤去になったと思います。
画像は当機構の近くにあった路上喫煙所(既出)。’20年4月中旬からなくなり(2枚目)、被害はなくなりました。
こちらは仙台の公園(会員提供、既出)。市の対応が変で、放置されているようです。
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
市民のかんたんな申し入れでの、スーパーの灰皿撤去・敷地内全面禁煙化の成功例 ’20年7月
大問題となっていた喫煙所が「見送り」に~東京・板橋区役所、「9月1日開始」だったものが ’19年8月
コンビニ店頭の喫煙を排除してくれました~ローソン ’19年12月
一人の市民の要望を受け、コンビニ灰皿が撤去されました~みなさんもどんどん申し入れを! ’19年10月
店頭灰皿が提訴されました ’20年11月
またもや異常な“喫煙難民”が、市民憩いの場をワガモノ顔で汚染しています ~ 市長「いろいろと考えなくては」? ’20年10月