新団体「Tobacco-freeふくしま」結成! 地方から受動喫煙撲滅を!
福島県の取り組みを何度か紹介してきましたが、
福島で2000円罰則つき路上喫煙禁止がスタート ’21年3月
新たに「受動喫煙防止条例」が施行されました ~ 福島県 ’21年4月
「受動喫煙をしたくない・させたくない」=「イエローグリーン」キャンペーン=福島県 ’21年5月
そして、上記の三つ目の記事に関連しますが、このたび、古くから活動する医師らにより、新たな団体が立ち上がったとの、地元紙での報道がありました。
受動喫煙地域で防止 福島県条例4月施行 啓発の動き拡大 医師ら団体設立
=『福島民放』2021/05/31 09:39= ※元の記事が非公開となったため別の転載をリンクしています。
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 県内で受動喫煙防止を啓発する動きが広がっている。医師らが県民の意識向上を目指す団体を設立……「イエローグリーンライトアップ」を繰り広げる”
“「一人一人の周囲への気配りが大切になる」と呼び掛けている”
“ 団体は「Tobacco-freeふくしま」で、四月に十八人の医師らが設立した”
“ 四月には「ふくしま受動喫煙防止条例」が施行された。「学校などに喫煙所を置かない」「家庭や車で吸わない」などと明記されている。他にも「臭気や残留物に関して配慮に努める」とし、喫煙者にモラルやマナーの徹底を求めている”
“ 福島、田村の両市は独自に受動喫煙防止に関する条例を定めている。福島市はJR福島駅周辺を「受動喫煙防止重点区域」に指定し、三月から違反者に二千円の過料を求めている”
“ 県医師会常任理事を務めるTobacco-freeふくしまの斉藤道也代表は「コロナ感染者が吸ったタバコの煙や臭いがその場に残っていれば、ウイルスが漂っている可能性もある。周囲の人を危険にさらさないためにも、喫煙する際にはマナーを厳守してほしい」と訴えている”
受動喫煙させない…鉄塔彩る黄緑の光 福島県内でライトアップ
=『福島民友新聞』2021年06月01日 09時05分= ※元のネット記事が非公開となったため別の記事をリンクしています。
なお、記事にある同団体代表の齊藤道也医師は、長年『STOP受動喫煙 新聞』をご購読、今春からは医院と別に「Tobacco-free(タバコフリー)ふくしま」にも送ってほしいとのご注文があったところです。
(そのときは新団体とは知らず、聞いたことがない団体とおもって検索してもわからなかったもの、今回の報道でわかりました。)
東京など大都市に比べると地方の受動喫煙対策は遅れがちですので、とくに喫煙率が高い東北での活動は重要です。地元の方はもとより、全国的に応援しましょう。
団体代表が経営される医院のサイト↓
みちや内科・胃腸科 ホームページ
イエローグリーンライトアップの記事が掲載されました!
同院では「受動喫煙症」の診断書も書いてくれます。この地域で住宅や職場などで受動喫煙被害に遭っている方は、ぜひ診てもらって、取得した診断書を申し入れなどに活用することをおすすめします。
なお、みちや先生は、同地で開催となった昨年の「日本禁煙学会」総会では、実行委員長として大活躍されたそうです。
その様子を少し述べたブログ↓
第14回 日本禁煙学会学術総会② 「著名人の方々」編
=2020-11-19 16:05:34=
(途中にリンクのある『産経新聞』市長の記事でもコメント、末尾の動画では中央に)
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
喫煙率が高い地域でも禁煙化が進んでいます ’20年11月
県議会・市区議会 “禁煙状況” 色分け地図ができました ’19年12月
各地の自治体(県や市)が「JTから多額の寄付」を受けています=国際条約違反=日本禁煙学会・『赤旗』紙が追及 ’20年8月
「受動喫煙症」 知っていますか?(受動喫煙による病気・症状) ’18年4月