まだ増えている! 家庭内での受動喫煙! 子どもへの影響大 = 喘息・中耳炎、落ち着きがない・キレやすい・知能低下も

 ラジオ番組で、家庭内で受動喫煙被害が増えていること、その健康問題に、医師が言及したとのことです。

 コロナ禍で増える家庭内での受動喫煙 ~毎年1万5千人が受動喫煙で死亡
  =『ニッポン放送 NEWS ONLINE』2021-09-01=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“東京都医師会理事で「セントラルクリニック」院長、日本内科学会総合内科専門医の蓮沼剛氏が……コロナ禍で増える家庭内での受動喫煙について解説した”

“蓮沼)……昔から新型コロナウイルス感染症は喫煙者、及び元喫煙者で重症化しやすい、感染しやすいということは一定の事実であると我々は受け止めています。
……
飯田)もともと肺の機能が弱まっているなかで、感染するということになる。
蓮沼)そうですね”

“蓮沼)我が国の成人の喫煙率は、ここ10年くらいずっと減少傾向に……成人の喫煙率は全体で16.7%です。
飯田)いまは全体で2割いないのですね。
蓮沼)男性は27.1%、女性は7.6%。毎年減っています”

巣ごもりで増えた家庭内の受動喫煙~子どもは喘息、中耳炎になりやすい
……
蓮沼)ただ、残念ながら新型コロナで巣ごもりの機会が増えたことにより、家庭内の受動喫煙が増えているのです。
……
飯田)一般的に受動喫煙でのリスクは、どういった病気が考えられますか?
蓮沼)子どもだと、喘息や中耳炎になりやすいですね。
飯田)中耳炎も。
蓮沼)また、お母さんが妊娠中に喫煙していると、落ち着きがない子どもが生まれたり、キレやすくなったり、知能が低下するということが言われております”

“蓮沼)今年(2021年)の5月に国立がん研究センターが調査をしたのですが、「たばこを吸う同居人からの受動喫煙が増えた」と答えた人が33.7%に上ったということです。
……
蓮沼)我が国では残念ながら、たばこを吸わなくても受動喫煙の影響で、毎年1万5千人亡くなっているというデータがあります。
飯田)毎年1万5千人。
蓮沼)毎年です”

 毎年1万5千人が受動喫煙で死んでいます。
 あなたの身近にも、受動喫煙で死んでいる人はいるのではないでしょうか。気が付いていないだけで。

[当サイト関連既報] ※他にもたくさんありますので、検索窓で引いてみてください。
 ベランダ喫煙が“在宅”で増えている!? 被害の実際を大和教授が測定 ’21年7月

 小学生の体内からニコチン! 家庭内・児童虐待の受動喫煙:続報 ’20年11月

 禁煙化が進んでも、家庭内の喫煙は増えません。むしろ子どもへの受動喫煙が減ります ’20年9月

 出産前の喫煙だけでなく、受動喫煙でも、子どもが喘息・喘鳴に ’21年7月

 「受動喫煙死15000人」の根拠 ’18年5月

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