喫煙していなくても「受動喫煙」で髪の毛からニコチンが大量に検出! ~ 韓国で実証
体内の毒素が排出される部位の一つとして、毛髪はその検査に使われますが、このたび韓国で、衝撃の検証結果が発表されました。
受動喫煙にあっていれば、能動喫煙などしない普通の人でも、髪の毛の中からニコチンが多く検出される、しかも未成年者の方がひどかった、ということです。
これは中から検出されたものなので、毛髪の表面に付着した煙ではなく、体内から出てきたものです。
「受動喫煙」の未成年者…毛髪から「非喫煙者の3.2倍のニコチン」が検出=韓国
=『WoW!Korea(ワウコリア)』2021/10/20 12:33配信 最終更新:2021/10/22 00:16=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“「受動喫煙の未成年者の毛髪から非喫煙者の3.2倍に達するニコチンが検出されたことから、注意を求める」と……明らかにした”
“受動喫煙の深刻さを知らせるため……5~6月に実施された毛髪ニコチン検査には、非喫煙者87人(成人55人・未成年者32人)が参加……結果、全体の平均数値は非喫煙者の平均数値0.005/mgの2.6倍である0.13ng/mgであった”
“このうち未成年者の毛髪から検出された平均ニコチン数値は、成人より0.06ng/mg高い0.16ng/mgであった。これは、非喫煙者の3.2倍に達する数値である”
“毛髪に蓄積されたニコチンを測定する毛髪ニコチン検査は、非喫煙者の受動喫煙被害の数値を測定し、周囲の人に禁煙を促すためのものとして、喫煙者は5.0以上、深刻な受動喫煙および少量の喫煙状態は2.0とみている”
“「受動喫煙が続けば、数値が増加する可能性がある。特に検査数値が平均以上である家庭に対し受動喫煙の危険性を繰り返し知らせ、保健所の禁煙クリニックへの登録を積極的に勧める予定だ」”
『STOP受動喫煙 新聞』第31号(’20年7月)の大和教授の記事の一部
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
またもや、親が喫煙者のほとんどの子どもからニコチン代謝物が検出 =千葉市= 今年も調査 ’21年10月
受動喫煙で頭も…! ’21年1月
喫煙・受動喫煙は孫の代にも影響 ~『日刊ゲンダイ』 ’21年3月
ADHD=注意欠如・多動症=も受動喫煙で! ’21年9月