ADHD=注意欠如・多動症=も受動喫煙で!
またもや子ども・胎児の受動喫煙での病気の問題、今度は精神的な面、近年騒がれているADHD=注意欠如・多動症=も、受動喫煙で発症するという、中国での研究結果です。
胎児期から小児期の受動喫煙で子どものADHDリスクが高まる
=『DIAMONDO online(ダイヤモンド・オンライン)』2021.9.25 4:35=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“受動喫煙に曝露された児は、曝露されなかった児と比べ、注意欠如・多動症(ADHD)を有する確率が高まる可能性があるという研究結果が……5月20日報告された”
“小学校と中学校に通学する6~18歳……4万8,612例を対象に横断研究……オッズ比(OR)は、「曝露なし」の児を1とした場合、「曝露歴あり」では1.50……「常に曝露」では2.88……と有意に高かった”
“同居する父親の喫煙本数が1日に10本以上だった場合は、それが平日でも休日でも、ADHD全体および3つのサブタイプ全てにおいてORは有意に高く、最低が注意欠如のみのサブタイプの「平日」で1.48……最高が多動・衝動性のみのサブタイプの「休日」で2.25”
“「……受動喫煙への曝露がADHD関連症状に関与することを裏付けるものであり、受動喫煙曝露を減らすため、公衆衛生上の対策を強化すべきことを明確に示すものだ」”
『STOP受動喫煙 新聞』35号掲載の漫画作品より。
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