喫煙・受動喫煙は孫の代にも影響 ~『日刊ゲンダイ』
ふだん“反・禁煙運動”・「タバコ擁護」記事ばかりを書いている『日刊ゲンダイ』が、なぜかわりといいこと書いています。
世代を超えて…祖母の喫煙で男子孫の喘息リスクが4割アップ
=『日刊ゲンダイDIGITAL』2021/03/07 06:00=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ たばこが体に悪いというのは、もう医学でなくても常識ですが……「俺が自分の責任で吸っているんだから他人は文句を言うな」というように逆ギレ……しかし、実はそうは言い切れないのです”
“家族で1人がたばこを吸っていると、他の家族はまったく吸っていないのに、肺の病気が増えるというデータが……胎児に影響を与えて、お子さんの喘息のリスクを増加させる、というような報告も”
“最近では、たばこが子供だけでなく、孫にも影響を与えるという研究結果が……3世代の喫煙の影響を分析した研究データが発表……母方の祖母が喫煙者であると、男性の孫が喘息になるリスクが40%近くも増加していて、呼吸機能が低下する傾向も認められた”
“生殖細胞の遺伝子に影響を与え、それが世代を超えて伝わるという可能性”
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