「喫煙所の閉鎖・廃止を」 渡辺文学理事の呼びかけが大手マスコミで広められました

 当機構理事でもある渡辺文学氏による、1月末の地元自治体への「喫煙所の閉鎖・廃止」の要請について本欄で紹介しましたが、感染症の危険性が増す喫煙所の閉鎖を、渡辺文学理事が申し入れ = 東京都世田谷区長あて =
 その御活動が、大手新聞のネット報道で取りあげられました。

 新型コロナ禍を機に喫煙所の閉鎖・廃止を
  =『ヨミドクター(読売新聞)』2022年2月9日=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

「禁煙ジャーナル」が緊急声明
……感染防止のために……喫煙所の閉鎖や使用中止の措置が一部でとられるようになった。ところが、たばこ問題情報誌「禁煙ジャーナル」編集長の渡辺文学さんによると……まだまだ公共の場所で喫煙所の使用が続けられている現状があるという。渡辺さんは2月2日、「禁煙ジャーナル緊急声明」とうたって、「コロナ禍の抜本的対策のため 喫煙所の閉鎖を!」と自治体などに強く呼びかけている”

“「喫煙所の閉鎖・廃止を求める八つの理由」として、次のような内容を述べている。

(1)喫煙によって新型コロナにかかりやすくなる、(2)喫煙によって肺が傷つき、新型コロナの重症化を招く。喫煙は、がんや心臓病、脳卒中、COPD、糖尿病の原因になり、重症化のリスクとなる、(3)喫煙によって新型コロナワクチンの効果が薄れる、(4)狭い喫煙所でマスクを外してたばこを吸うと、感染リスクが高まる。……(5)喫煙は個人の自由で済まされず、医療資源に大きな負荷をかけ、医療を圧迫して、社会の不安定化のリスク要因となる、(6)喫煙可能店や喫煙目的店などで喫煙ができれば、喫煙者本人だけでなく、利用客への感染のリスクは避けられない、(7)アフターコロナの時代へ社会が様変わりするためにも、公共の場での喫煙可能スペースの閉鎖が不可欠、(8)喫煙者にはこの機会に禁煙を勧奨してほしい”

 記者が最後に提言を書かれています。

“ 新型コロナの流行は、健康へのリスク低減のために個人ができる取り組みとして、禁煙の大切さを改めて認識させるものとなっている”

“喫煙所の閉鎖がきっかけとなって、これを機にたばこをやめようと決断する人が一人でも増えることは……資するものは大きい”

“ 喫煙所のより一層の撤廃を進めるとともに、現在、一時的に使用が中止されている喫煙所が、コロナ後にくれぐれも再開されることのないよう、強く願う”

[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 閉鎖し再開した喫煙所が再度閉鎖に ~ 東広島市 ’20年12月

 多発する閉鎖喫煙所での無法ぶり 「心が煙たくない?」 ’21年6月

 違反喫煙は警察に通報、注意してもらいましょう・・・閉鎖した喫煙場所での違反者・続報~「感染と喫煙」問題その12 ’20年5月

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