「撤去」と決まったようです(でもまだ調整中?) 施行前に撤去→再設置→撤去予定……奈良県平群町の喫煙所「全面禁煙に再挑戦」
本欄でも地元の報道を紹介しました、奈良県の町役場での喫煙所問題……。
→なくした喫煙所を、また設置して、また撤去に? = 奈良県平群町(へぐりちょう) ’22年2月
改正健康法の施行より前に、「敷地内完全禁煙」に、つまり喫煙所をゼロにしたのは立派だったのですが……、
役所を禁煙にしなくてはならなくなった同法が施行されたら、その抜け道を利用して喫煙所を再設置していたという、珍しい例です。
ようやく、「また撤去する方針を固めた」との報道がありました。
しかしまだ「調整中」? 喫煙所があれば、受動喫煙・三次喫煙の被害者も、喫煙者の依存症継続も生じているのですから、“お役所仕事”もさっさと進めてほしいものです。
職員の意識高まり「役場敷地内全面禁煙」に再挑戦 奈良・平群町
=『毎日新聞』2022/4/13 12:52=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 2016年7月に役場敷地内全面禁煙に踏み切った奈良県平群町が、約3年前に敷地内に喫煙所(特定屋外喫煙場所)を設けたものの、その喫煙所を撤去する方針を固めた”
“労組と調整中で時期は決まっていないが、……県内2自治体目として始めた「本庁舎敷地内禁煙」に再び戻る格好だ”
“ 敷地内全面禁煙は受動喫煙防止対策だったが、町役場周辺での路上喫煙への苦情などもあり、健康増進法の改正が行政機関に適用された19年7月……簡易の喫煙所を設けた……行政機関は原則「敷地内禁煙」だが、例外的に喫煙できる「特定屋外喫煙場所」設置が認められていたためだ”
“「受動喫煙対策の後退」と受け止める意見があったほか、職員の禁煙も進んだことから、撤去の方向に改めてかじを切ることに”
ところで、県内ほかの自治体の様子は。
“13年9月に県内で初めて本庁舎敷地内全面禁煙にした王寺町の副町長ら職員が、敷地内の施設の一角で喫煙していたことが19年12月に発覚。町長らが責任を取って給料を一部返上した。また、生駒市は、19年7月に一般駐車場に設けた「特定屋外喫煙場所」について、保健所から「受動喫煙の恐れがある」と指導を受け、21年3月末で使用を中止した”
“ 一方、県内12市で最も早く、18年4月に公共施設敷地内を全面禁煙にした奈良県香芝市では、議会が21年12月と22年3月、「望まない受動喫煙の防止の更なる推進のため」との理由で、公共施設への屋外分煙施設設置を求める決議を採択している”
さて、撤去後、違反者の発生の防止には、ちゃんと手を打つのでしょうか。掲示や呼びかけ、見回りなど徹底させ、“喫煙所があったほうがマシだった”とならぬようにしてもらいたいものです。
画像は東京都の、閉鎖していた時の喫煙所(何度も既出、クリックで前回掲載記事が開きます)
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
市役所の違法な喫煙所が発覚! ・・・ 他にもあるのでは? ’21年3月
“県が喫煙のお墨付き”“健康を守る考えから逆行”“県議は知識が足りない” ・・・なくした喫煙所をまた設置しようとする役所・議員 = 佐賀県 ’22年3月
法施行されたものの、通知に反する喫煙所が…「『法の趣旨』『通知』に沿う対応を」佐賀新聞が問題点言及 ’19年7月