ドローンで違反喫煙を撲滅! 警告音も!
興味深い取り組みです。普及していくのでは。
立命大、ドローンでキャンパス巡回警備 25年導入目指す
=『日本経済新聞』2022年9月15日 22:07=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“立命館大学はドローンによるキャンパス巡回警備の実証実験を始めた。綜合警備保障(ALSOK)がびわこ・くさつキャンパス……にドローン3機種を持ち込み、空撮で喫煙などの禁止行為が確認できるかを試した”
“2025年にBKCなど3つのキャンパスでの導入を目指す”
“実験は屋外でドローンの高度を変えながら空撮映像や警告音を確認……「地上10㍍まで近づくと、モニター画面でたばこがはっきり見分けられた」”
“ドローン巡回の対象フィールドとして広大なキャンパスは利点が大きいが、学生ら人が多いため衝突を回避する運用方法に課題がある”
“「ドローンのほか、すでに導入した掃除ロボットなどを活用して施設運営のコスト削減を探っていく。学生らにテクノロジーを身近に感じてもらう狙いもある」”
たばこ吸う姿もバッチリ識別、ドローンで巡回警備 草津・立命大で実証実験
=『京都新聞』2022年9月16日 15:00= ※リンクは非公開となりました。以下の引用のみお読みください。
“ 立命館大は、ドローンを使って大学構内を巡回警備する実証実験を……行った。防犯体制の強化や災害時対応、人件費の削減が狙いで、2025年の実用化を目指す”
“ドローン3機を飛行させ、上空から人の動きを把握できるかなどをテスト……スピーカーからの音は高さ約30メートルでも聞こえることを確認し、たばこを吸う姿が高さ15メートルから判別できることが分かった”
“「人の上に飛ばせないという課題はあるが、ドローンでも警備ができそうだと分かった。実証実験を重ね、人が行う警備に近づけていきたい」”
“操縦者の目が届かなくても市街地上空で飛ばせる「レベル4飛行」が本年度中に解禁される予定で、警備分野などでの活用が期待されている”
マンションでの被害者で、ベランダなどでの喫煙の証拠を押さえるためにドローンを使おうか、とのアイデアも前からありました。
ただ、規制が厳しくなったので、いまは簡単には飛ばせません。販売店に聞いてみると、重量の軽い室内用なら規制がないとのことですが、それは屋外では風に弱いとのことで、無風の日を選べば、使えるかもしれません。
記事には“「レベル4飛行」が本年度中に解禁”とあります。検索しましたら、無人ではない地域では、操縦者が目で追えないと飛ばせなかったのが、できるようになるようです。
ドローンの「レベル4」飛行とは?何ができるようになるのか? =「ドローンスクール千葉幕張」サイト2022.06.29=
受動喫煙撲滅の活動に使えるようになることに期待します。
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