苦労して卒煙した妊婦、受動喫煙も大嫌いに
よくある話ですが、ちょっとした美談として参考まで。
数日間、苦労して卒煙、その後は受動喫煙・タバコの環境じたいが信じられなくなり、“香害”も感じるようになったとのこと。
妊娠して禁煙、吸いたすぎて喉から手が出そうに…私を止めた母の言葉
=『女子SPA!』2023.03.02=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“沢田さんは喫煙者でした。喫煙者が多い職場で、コーヒーとタバコ片手に喫煙室での打合せ、なんていうシーンも多かったため、次第に本数は増え、1日1箱は当たり前に”
“結婚し、妊娠……喫煙は子どもに悪いことは十分知っていたので、禁煙を決行することにしました。けれど当時は夫も喫煙者。しかも同じ銘柄のタバコを吸っていたので、なかなかやめるのが難しいと判断した沢田さんは、しばらく実家に帰省して、そこで禁煙することを決意します”
“「実家は喫煙者がいない……田舎ですし、車もないし、コンビニも遠いので、タバコを買う環境があまりないのもいいかなと思いました」……ですが、帰省してすぐから、禁断症状が出始めます”
“ 吸ったらいけないと思うほど、どんどん吸いたくなり、タバコのことばかり考えてしまい……お腹に赤ちゃんがいるので、やめなくてはいけません。分かってはいるのですが、タバコのことが頭から離れない日々”
“「母と買い物に出かけても、タバコ売り場が気になって仕方がなく、素通りできないんです。『喉から手が出るほど吸いたい!!!』と思ってしまって、最後のひと箱を買おうとしたら、母に『今やめないと、一生やめられないよ!』とカツを入れられ、涙を呑んで我慢しました」”
“お茶をがぶ飲みしたり、食べたいものを食べたり、母とおしゃべりしたりで必死に気を紛らわせた沢田さん。数日たつと、少し楽になってきた”
“「4日目くらいから、なんとなく大丈夫になってきました。タバコのことを考えなくてもいられるようになってきたというか。2~3日目が一番辛かったですね…」”
“ 実家に10日ほど滞在し、タバコを忘れられるようになってから自宅に……家に入ると「タバコ臭い!」と思った”
“「つい最近までタバコを吸っていた私が言うのもなんですが、こんなに煙臭い場所にいたんだって思ったらゾッとしました。自分も全身タバコのにおいがしていたんだろうなって…」”
“ 帰宅するとまた喫煙の誘惑にかられるかと不安に思っていたものの、そこから本格的につわりも始まり、タバコどころではなくなった……出産前には夫も禁煙に成功し、無事クリーンな空気で赤ちゃんを迎えることができた”
“「……タバコのにおいがすっかり嫌いになり、喫煙可のお店も嫌で入らなくなりました。さらに妊娠で嗅覚が鋭くなり、鼻が異常によくなりました。ご飯は美味しく感じますが、香水など強いにおいがダメになって困ってもいますが…それでも、子どものおかげで禁煙できて本当によかったです」”
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