アイドル“コメットさん”がマンション受動喫煙被害で発症! 救急搬送も! 家族と離れホテル住まいに…! 大場久美子さんを襲った理不尽な悲劇!

 わたしも子どものころファンだった『コメットさん』こと
大場久美子さんが、
自宅マンションで他室からの受動喫煙にあい、発症、家族と離れて暮らすことになったそうです。(「別居」を強調している題がありますが、夫婦の不仲ではありませんよ)

 受動喫煙被害の声で最も多く深刻である、住宅での他家からの被害。
 著名人が勇気をもって被害を公表しているのですから、撲滅への全国的な機運に向けたいところです。

 大場久美子「家族と別居しています」「家を出ました」たばこ受動喫煙によるアレルギー症状悪化で
  =『日刊スポーツ』2024年2月28日17時45分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“女優で歌手の大場久美子……YouTubeチャンネルを更新。自身のアレルギー症状の悪化により、家族と別居していることを明かした”

“「家族と別居しています。私の今後について。」と題した動画を公開し、「タイトル通り、家を出ました」と報告……「……マンションでアレルギーを起こすようになりました。2回くらい呼吸困難救急車で運ばれました……そこから10年くらいアレルギー科へ行って薬を飲んでいます。その大本は何かと言いますと、たばこの受動喫煙。たばこを吸ったときに出る煙の中のアレルギー物質のなにかに反応しているのかもしれない」と説明”

“換気扇を回した際などにアレルギー反応が激しくなるといい、マンションの管理会社にもほかの住民の喫煙について相談をし、空気清浄機を設置するなど対策を行ったが症状は改善せず。現在は転居先を探しながらホテル住まいをしている”

“家族で一緒に転居せず、別居を選択したことについては、現在の自宅が夫の職場に近いことや、高齢の義父母と同居していることなどを理由に挙げ、「私が出るしかないなという結論に至りました」”

 管理会社が責任を放棄しているのですね。

 他にも多く報道されました。以下の記事では、我慢を続けたあげくの悲惨な状況、理解が得られなかったこと、入口に避難したことなど(そこで寝泊まりしたのでしょうか)、当機構への相談者にもよくある、悲惨な体験を書いています。

 大場久美子さん 「家族と別居しています」 自宅マンションで受動喫煙が原因と思われるアレルギーが悪化 自宅を離れ愛犬の世話や動画配信も困難に
  =『TBS NEWS DIG』2024年2月28日(水) 19:38=

“大場久美子さんが自身のYouTubeチャンネルで「家族と別居しています」と題して動画を投稿し、困難な状況にあることを知らせました”

“「住んでいるマンションでアレルギーを起こすようになりました。2回くらい呼吸困難で救急車で運ばれました」”

“原因は、自宅マンションの換気扇のダクトを通じてやってくる、たばこの副流煙ではないかとし……10年ほどの間、苦労しているとのことで、アレルギー科にも通っていた”

“大場さんは “自宅に住む家族や同じマンションに住む他の方々には同様の経験がないことから、周囲の理解を得ることが難しかった” として “副流煙が来ていなさそうな、マンションのエントランスに段ボールを敷いて避難していた” とも”

“強風や寒さに堪えた大場さんは家族と話し合い、家族の側のストレスも大きくなってきてしまったことで「私は家を離れることを決断いたしました」”

“現在は他の住居を探す間のホテル住まいだと明かし……残してきた年老いた愛犬2頭をつきっきりで世話できなくなってしまったこと……動画配信をすることが難しくなったことを嘆き……フォロワーへの謝罪の言葉も”

“住処を変えたことでアレルギー症状は軽くなったとのことで、今後は動画配信の再開を模索し、愛犬の世話もできる限り続けるとして「子どもたち(愛犬たち)も私もそれぞれがんばっておりますので」「応援していただけたら嬉しいです」と気持ちを込めていました”

 大場久美子「家族と別居しています」 住んでいるマンションでアレルギー発症 原因は「たばこの副流煙」
  =『サンスポ』2024/02/29 14:47=

“「……マンションで、アレルギーを起こすようになりました。2回くらい呼吸困難で救急車で運ばれました。すごく大きかったのは最初の頃ですね。パニック障の経験もあるので『パニック発作なのかな?』って思ったんですけど、実はアレルギーだった」……10年ほど前からアレルギーが出たら病院に行き、薬を飲んでいる状態だと話した”

“原因は「たばこの副流煙」。煙の中の物質に、体が反応してしまうものがあると説明した。「吸ってらっしゃる人が悪いというわけではなくて」と前置きしつつ、「目に見えないもので家族は誰も感じてない。感じるのは私だけ。なかなか理解してもらえない」……副流煙が来ないマンションのエントランスに避難することもあったが、さすがに寒さに耐えることができず……別居を決意”

 その、本人の「YouTubeチャンネル」は以下。

 家族と別居しています。私の今後について。
  =『大場久美子のクーミンChannel』=

 有名な弁護士もSNSで言及しています。

 https://twitter.com/i/web/status/1762845655176003889=紀藤正樹 MasakiKito 午後11:22 · 2024年2月28日=

 2月末の告白でしたが、その後どうなったのか、続報がありました。つらいことに、まだ落ち着いていないようです。

 別居報告でネット騒然 「1億人の妹」国民的アイドルの今 YouTube&107つの資格&ボランティア
  =『デイリー新潮』2024年03月23日=

“家族に喫煙者はいないのですが、部屋にどこからともなく入ってくるタバコの副流煙のアレルギーが酷くなり、どうしようもなくホテルに避難し別居状態になってしまいました。それまでは、夫と義理の両親、保護犬2匹と暮らしていました。いつか再び、家族と生活できる日がくることを願っています”

 久美子さん、当機構に相談に来てくれないでしょうか…?
 

受動喫煙への対策は

 冗談はさておき、このような被害と解決への方法について、多くの相談に乗ってきた経験から、考えてみましょう。

 大場さんがそうであったように、受動喫煙での深刻な健康被害が出た人に対して、同じ環境で健康被害が出ていない人もいるからと言って、理解できない、はては“気のせい”“精神的な問題”と見なす人もいますが、大間違いです。心身ともに健康だった人、それまで受動喫煙も平気だった人が、とつぜん発症してしまう例は、非常に多くあります。
 何かを食べて、それまで出なかったアレルギーが出た人もいるのと同じ、風邪を引いた人が狭い部屋に来て、一緒にいてもっとひどい風邪になる人もいれば、なんともない人もいるのと同じです。

 このようなマンションの場合、管理会社など管理側に、住環境の問題として、喫煙者への厳しい注意、喫煙場所や喫煙の仕方の制限などを厳しく進めてもらうよう、厳しく申し出るべきです。

 入居者は、金を払っている“お客様”なのですから、管理側は対応しなくてはいけないのです。
 「禁煙物件ではない」などという屁理屈は関係ありません。喫煙者本人の喫煙ではなく、他者への被害を問題にしているのです。

 大場さんは、発症してしまったので、タバコはもちろん、他の人工合成化学物質もないきれいな環境でないと居られなくて、良い住まいが見つからないのかもしれません。おそらくは、外出しても、路上喫煙や街の喫煙所からのタバコ臭などで被害に、ホテルでも、違反喫煙や、掃除などの合成洗剤でも発症するかもしれません。

 なんとか一日も早く平穏な日々に、お体も健康に戻ることを、切に願っております。

 (マンションの問題と解決に向かった例や、安全な住居については、以下の過去の記事や、『STOP受動喫煙 新聞』をお読みください。)

[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。

 住宅や職場などでの受動喫煙被害への対策はあるか? ’19年8月

 マンションで受動喫煙撲滅の規約が新たに! 自室も「近隣に受動喫煙被害を与えること」は禁止に ~ 兵庫県明石市 ’23年5月

 “受動喫煙の可能性がある喫煙は禁止” マンション規約が新たに “喫煙者側が証明すべき” ’23年11月

 マンション・アパートでの受動喫煙「被害者たちの声」が増えている 規約改正も実現 ’23年11月

 43号= ’23年・夏号=発行 「マンションの受動喫煙を禁止とする規約成立」など役立つ情報を多数掲載 ~ 唯一の“受動喫煙問題”定期刊行紙『STOP受動喫煙 新聞』 ’23年7月

 受動喫煙のない建築・施工の現場 ~ シックハウス症候群・化学物質症の人にも優しい家を=(有)田中製材工業&アイ・ケイ・ケイ(株) ’19年6月

 施工職人みな非喫煙者のうえ、客も喫煙者禁止! 「タバコを吸うお客さんに健康住宅を建てても意味がない」~ 健康志向住宅で、受動喫煙・三次喫煙の心配なし! ’21年5月

STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円
 さらなる情報が読める! 各種サービスがある、当機構への入会=『STOP受動喫煙 新聞』のご購読=をおすすめします。

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アイドル“コメットさん”がマンション受動喫煙被害で発症! 救急搬送も! 家族と離れホテル住まいに…! 大場久美子さんを襲った理不尽な悲劇!” に対して2件のコメントがあります。

  1. 受動喫煙問題は大人全員の問題です より:

    「久美子さん、当機構に相談に来てくれないでしょうか…?」

    受動喫煙撲滅機構のほうから、手を指してべてみてはいかがでしょうか?

    私がそうであったように、仮に、久美子さんが、このサイトをみても、実用的な支援を行っていることに気づかないかもしれません。

    また、クーミンチャンネルを見てみると、どうやら、引越しをするような様子が伺えます。

    久美子さんの状態を考えれば、そうせざるをえないのは理解できますが、重大な懸念があります。

    久美子さんが、受動喫煙で苦しんでいるニュースをみて、多くの視聴者が注目していることです。

    受動喫煙被害者はもちろん、喫煙者も視聴しています。

    喫煙者だろうな、と思われる動画コメントが多くみられます。

    受動喫煙被害者のみならず、喫煙者も、自身の問題として注目しているのでしょう。

    この状況の中で、受動喫煙被害者側が引越しとなると、

    「ああ、まだマンションで受動喫煙させても、管理者に追い出されことなさそうだ。煙がダメな人が引っ越せば済む話だよね」などと、動画視聴している喫煙者に都合のいい勘違いをさせかねないからです。

    受動喫煙被害者にしても、

    「やっぱり喫煙者にも喫煙の自由があるので、自分が引っ越すしかないのか」

    なんて、あきらめムードになって、なぐさめあいになっていく・・・

    なんとしても、そういった状況だけは避けたいです。

    『このようなマンションの場合、管理会社など管理側に、住環境の問題として、喫煙者への厳しい注意、喫煙場所や喫煙の仕方の制限などを厳しく進めてもらうよう、厳しく申し出るべきです。』

    記事にあるような、力強い言葉を、実際に、久美子さんに届けるべきだと思います。

    久美子さんが引っ越す結果になるにせよ、管理側にも問題があることは、皆が知っておくべきです。

    受動喫煙撲滅機構の運営側からコンタクトをとるのが「手前みそ的になってしまうのでは?」というのであれば、「会員からのプレゼント」ということで、私が、1年分の購読料をお支払いしますので、なんとか、久美子さんに、記事の内容や、対策案などを届けて頂けないでしょうか?

    飲食店の従業員が、喫煙の注意が元で、喫煙者に暴力を振るわれても、お客さんであるという理由で、泣き寝入りすることがあるように、久美子さんも、芸能人ということで、喫煙者のファンに気を使わなければ、ならない状況なのだと思われます。

    そのあたりも、うまく調整しながら、受動喫煙撲滅の方向へもっていけたらなと思います。

    どうか、ご検討よろしくお願いします。

  2. 受動喫煙問題は大人全員の問題です。 より:

    大場久美子のクーミンChannel見ました。
    動画のコメント欄を見ると、診療内科医を名乗る人が、ストレスが原因であるようなことを言ってますね。
    本当に精神科医、心療内科医には迷惑してます。
    何でもかんでも気のせいにして、本当の問題から遠ざけ、言っている本人(医師)の意図するか否かを問わず、
    化学物質症を黙殺する方向へとミスリードしてきます。
    精神科医も、診療内科医も、「医者」なので、ほとんどの人は信じてしまう。
    大場さんの返信を見ても、ミスリードされてそうで心配です。
    「一番ストレスを感じない場所に移りのんびりされるとアレルギーも無くなり元気になります」という部分は、化学物質のない場所に移ると元気になるという意味ではあってると思いますが、
    「頑張らなくていいんです。クーミンさんの出来る事をマイペースで楽しんで下さい。」と、
    まるで大場さんが頑張っていることが原因であるようなことを言ってくる。
    その上で、「きっと環境が解決してくれます。」などと、
    受動喫煙させる人がいる環境が原因であることは明らかなのに、あやふやなぼんやりした言い回しをまるで、言い訳というか、リスクヘッジをするかのように付け加えてくる。
    精神科医には注意が必要です。「化学物質症」や「受動喫煙症」を「過敏症」という気持ちの問題にすり替えてきます。化学物質症の事を知りません。(本当に知らないのでしょうか?)。調べようともしません。何が何でも自身の領域である気持ちの問題へと引っ張り込もうとしてきます。
    そして、その先は薬漬けです。認知症薬による殺人医療が行われていることが、精神科医から内部告発されています。認知症薬だけでないことは推して知るべしです。

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※受動喫煙と関係ないこと、喫煙の非難などは書かないでください。

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