①串カツ田中が「禁煙効果」売上増・決算好調に! 喫煙客へのサービスも? / ②“分煙の装置”による「扉のない喫煙室」とは?

 昨年6月のほぼ全店一斉禁煙化で世間を驚かせた、居酒屋チェーン「串カツ田中」のことは、当サイトや『STOP受動喫煙 新聞』でも何度も取り上げていますが、(末尾に関連ニュースリンク)
その売り上げがさらに好調という報道が、経済ニュースでありました。

 禁煙効果で串カツ田中の決算が好調 1000店舗体制に一歩近づく
  =『ITmediaビジネスONLiNE』2019年07月12日 15時56分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“売上高は46億8200万円(前年同期比39.8%増)、経常利益は3億7800万円(同39.9%増)となった”

“全席禁煙を実施した影響で、ファミリー層が増加した一方、平日のサラリーマン層が減少傾向にあるという。……ターゲットとすべき顧客が明確になったことで、実施すべき施策も明確になったとしている”

 その他の記事です。

 客単価減も売上増…『全面禁煙』串カツ田中の緻密な戦略 “子連れ”“喫煙者”両者にお得感
  =『カンテレ(関西テレビ)』7/7(日) 6:50配信=

“飲食業界に押し寄せる「禁煙化」の波。今や、4割を超える飲食店で全面禁煙化されているというのです(日経リサーチ調べ)”

“62歳男性・元喫煙者:「喫煙席でいいですか?って言われたら、絶対イヤ!なんでタバコ吸う奴と一緒にメシ食わなあかんねん!って思う(笑)」”

“日経リサーチによると、喫煙者が居酒屋を選ぶ時に重視することは、「食べ物がおいしい」に次いで、「タバコが吸える」が第2位に”

“そんな中、去年6月、全面禁煙に舵を切ったのが、居酒屋チェーン『串カツ田中』。
……
客単価ダウンなのに売り上げアップのワケ
子連れの男性:「今回が初めてです。串カツ食べたかったですけど、子どもがいるので、タバコ吸ってない店に行きたかったんですね」
 全面禁煙を開始して、喫煙者が多いとされる会社員の男性客の割合は減りましたが、子どもを連れて来やすくなったことで、ファミリー客の割合はアップ。
 結果、お客さんの絶対数は増えたことで、売り上げは2.6%アップしたのです”

“タバコの箱を提示するだけで、通常の料金で、ドリンク1杯の量を倍増してくれるサービス、その名も『ノンスモーキングチャレンジ』!
 店内での喫煙を我慢してくれるお客さんへの感謝の気持ちを込めて、去年11月から始めました。
喫煙者の客:「……『こういう得があるよ』って言われる方が、喫煙者が得ってわけでもないけど、ちょっとタバコを我慢する価値はあるな~」
別の喫煙者の客:「うれしいですね。やっぱり吸えへん分、飲んじゃうんで」
……ソースの二度づけは禁止ですが、お店の外でタバコを吸ってから再びお店に入る「二度入り」はOK。 タバコを吸う人への心遣いも、お客の心をつかむポイントのよう……”

 この記事中の「日経リサーチ」、“「タバコが吸える」が第2位”と、喫煙可が重要な条件のようにありますが、しかし「喫煙者が」「居酒屋を選ぶ時に」でも、「食べ物がおいしい」が重視することの一番です。
 美味しく食べたい希望には、喫煙者でもタバコ臭いなかではイヤ、というのもあると思います。喫煙者は人口の一割程度、つまり、美味しさを売りにしたいお店は、禁煙しかない、と読み解けるものです。

店頭喫煙も禁止

 しかし、“店の外でタバコを吸って再び店に入る「二度入り」”は、やめてもらいたいのですけどね。いくつかの個人店では、“店頭喫煙や「二度入り」禁止”としているところもありますが、現状無理か……。
 しかし串カツ田中は、大半の店舗で「店頭喫煙禁止」にしているので、かなり良いほうです。以下はそれと喫煙者へのサービスの表示。

 写真は、受動喫煙撲滅機構の近くに最近(’19年6月29日)開業したお店の掲示。開業当初はなかったこの掲示が7月10日にはありました。

“分煙の装置”で「扉のない喫煙室」?!

 また、カンテレ記事には、機器販売社への “分煙”装置 の取材も、上記抜粋のあとに続いています。この報道はいずれ非公開になるとおもうので、記録として抜粋をあげておきます。

“……吸う人への心遣いも、お客の心をつかむポイントのようです。しかし、本音は…。……喫煙者の客:「うれしいけど、吸いたいわ」
■分煙の極意は『煙を分けて人を分けず』
 そんな心の声にも応える強い味方が、京都の会社から全国へ広がっています。
 それは『扉のない喫煙室』。デンマーク生まれの「スモークポイント」です”

“販売会社によると、吸い込まれたタバコの煙は、特殊な3つのフィルターを通して、99.95%カットされるとのこと。
 その後、タバコの成分がほとんどなくなった空気が、室内に戻されるという仕組みに”

“この喫煙室は、右肩上がりで売れ続け、現在全国の飲食店やホテルなどで2000台以上が稼働中です。
フジタカコーポレーション 米玉利さん:「世の中の風潮では『タバコ吸う人、向こう行っとけ』って感じじゃないですか?そうじゃなくて、タバコ吸う人もここの中で吸っていただいたら快適です。要は、煙を分けて人を分けない」”

 この販売業者の、製品の案内サイト→ Fujitaka公式/スモークポイント | 補助金・助成金対象の喫煙ブース

 もちろん私たちの活動としては、完璧に受動喫煙が発生しないよほどの分け方でない限り、“分煙” は認めていません。

当サイト今までの主な関連ニュース](右の検索窓でもっと多くのニュースが開けます)
 
 ’18年9月 居酒屋チェーン大規模一斉禁煙化の「串カツ田中」、その後は

 同 「外食業界 一気に完全禁煙化」なるか? 「串カツ田中」成功、評価の報道

 同 6割近くの人が禁煙の飲食店に行こう(喫煙可の飲食店は避けたい)と思っています ~「日本医療政策機構」アンケート調査結果

 ’18年11月 禁煙店の成功で喫茶やパチンコも禁煙化に

 ’19年7月 “分煙”にご注意! 受動喫煙をなくせません!

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