またタバコさぼり市職員・・・「“減給処分は重すぎ”の声」は本当に多いのか?
以下の報道では、「重すぎる」との声ばかりとりあげていますが、本当にその声ばっかりだったのでしょうか? それはどこの、どういった人たちの声でしょうか?
サボリをこれだけ繰り返していた割には軽い、と思う人も多いはずです。このマスコミの操作ではないかと?
大阪市職員、勤務中タバコ休憩を170回とったとして懲戒 処分に「重すぎる」の声も
=『リアルライブ』2020年07月24日 12時10分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“都市整備局に勤務する43歳の男性職員が、勤務中に喫煙を繰り返したとして減給6カ月の懲戒処分を受けたことが判明。ネットで物議を醸している”
“2018年7月から20年2月にかけ、勤務中に職場を抜け、大阪市本庁舎近くのベンチに座り喫煙していた”
“外部から「職員が外で喫煙している」と通報があり、勤務する市の都市整備局が調査……勤務中に291回の外出、170回の喫煙休憩をとったことが判明”
“市は市職員の勤務中の喫煙を禁止としており、今回の措置はそれに沿ったもの”
“動機については「職場にいることがしんどかった。気分転換したかった」”
このあとに、違反職員をかばったり市の対応を非難したりの声が取り上げられています。
そして、その一方として、続きます。
“「決まりなんだし、そんな頻繁にタバコ休憩に行くのはおかしい」「うちの会社はタバコ休憩が認められて、非喫煙者は休憩できず、ずるいと思っている。この措置は当然だ」「公務員なんだから、ルールを守れ」と処分を支持する人もかなり多かった”
“公務員という立場と事前通達があったことを考えれば、処分は当然と言わざるを得ないだろう”
記事の最後は、「処分は当然」としていますが、タイトルが「重すぎるの声」となっているので、とってつけたようにも思えますね。
喫煙から戻ってきた後、席が近い同僚や、相対した来局の人たちへの、三次喫煙被害も多かったはず。
そもそも、これだけサボりを繰り返したなら、タバコでなくても、一般企業なら解雇もありうることです。
写真はイメージです。=浦安市役所10階 ’17年8月9日(水)午前中=
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