京都で路上喫煙が「激減」? 続き
先日の同題記事の続きです。
国際観光都市京都の喫煙事情(下)啓蒙活動と分煙環境整備で路上喫煙が激減
=『日刊ゲンダイDIGITAL』公開日:2021/11/25 05:59=
“京都市では2007年6月から路上喫煙を禁止する条例が施行され、過料徴収区域が指定された……指定エリア内では、路上喫煙禁止と過料徴収を明記した立て看板、ステッカー、ポスター、そして路面標示シートで啓発活動を展開。これらは日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で表記されている”
“喫煙者を排除するだけではない。指定エリアを含む市内18カ所に公設喫煙場所が整備されている……「過料徴収区域を指定した以上は喫煙場所も整備していかなければならないということで、平成20年代に入ってから設置を進めてきました。平成20年代は、過料徴収の多くが外国人旅行者だったこともあり、多言語表示での啓発活動を行ってきました。喫煙する人、されない人が共に住みよい、社会活動しやすい環境整備に努めています」(京都市くらし安全推進課)”
“喫煙所にも立ち寄ってみたが、やはりいい雰囲気だ。そうなると利用者もマナーを守るのだろう、内部は灰皿もきれいだし、整然としていた。もちろん、周辺にポイ捨てされた吸い殻はなかった。壁に貼られていた啓発ポスターは「路上喫煙禁止」を、なんと13カ国語で呼びかけていた”
“ 緊急事態宣言が発令された一時期は、市内の喫煙所が閉鎖され、残念ながら喫煙所周辺に吸い殻や空き缶などごみが散乱するといった光景がみられたという……喫煙者はマナー順守を徹底しないと、自らの首を絞めることになる”
上記引用の最後の一文は、いいこと書いていると思います。(それに続く記事の締めの文は疑問ですが)
またここでも、行政は、“喫煙者も住みやすく”論なのですね。タバコやめたらもっと生活がよくなる、ということは考えないのでしょうか。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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喫煙所の周辺は吸い殻が大量に~動画配信 受動喫煙も ’18年11月
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