健康企業による受動喫煙撲滅の啓発
ちょっと前のこの欄で、スポーツ系サイトでの、加熱式タバコ問題の論説を紹介しましたが、→「加熱式」も「タバコ」 “概念から外すな” ・・・嗅覚の鈍った中年・高年は自覚しましょう
その引用の元の記事は、医療・健康機器の企業による情報サイトでしたので、そちらも見てみると、多くの受動喫煙・タバコについての良い論説がありました。
「株式会社 SOily」『健康わくわくサイト』「健康おススメ情報」
「喫煙のページ」
受動喫煙にかんする主な記事を紹介、引用させていただきます。(抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります)
子どもの目の前でタバコの輪っかを漂わせていた中高年におススメのコラム 嫌いなものの伝播 親と子どもは同調できるはず
“子どもは親や兄弟の影響を受け易いです。知らず知らずに感化される場合があります”
“遺伝的なタバコアレルギーがあるとしたら、その方は自ずと嫌煙家です。親が子に喫煙がもたらす弊害の知識や嫌煙活動を伝播したいですね”
“改正健康増進法が一部施行され、東京都庁の敷地内は屋外でも禁煙になりました。隣接する新宿中央公園に喫煙場所があります……そもそもこの空間は公園をいこいの場として利用する人の中で、たまたまタバコを吸う人が利用する規模で設置されているらしい。なのでタバコを吸うだけのためにやって来る人達の収容力がないのに、都庁職員が流れ込んでいるという。いわゆる「喫煙難民」の集まる場所になってしまっているようです”
“嫌煙家庭で育っている子どもに被害が及ばないことを願っています”
“逆にこどもからタバコの害を告げられると、親はどう感じるでしょうか?”
むかしはポイ捨てを何とも思っていなかった中高年へのコラム 結局自助対策を探すの? 日常生活で副流煙を完全に遮断することはできない
“かつては三鷹市民でした……その頃は今ほど受動喫煙対策が盛んでなかったので、たばこの喫煙所はありませんでした。 このほど天井の無い喫煙所から漏れるたばこのけむりに対する苦情を受けて、天井付きの喫煙所を作ることを検討するための調査に入ったという。以前は喫煙所を撤去する方針だったようですが、歩きたばこやマナーを守らないポイ捨てが増えることなどを考慮して建て替えの検討に入ったらしいです。 (出典;9月5日 読売新聞 地域)”
“私の経験から思うのは、いくら天井付きの喫煙所にしても、たばこを吸わない人は閉ざされた空間から漏れ漂うけむりのにおいに敏感で、結構副流煙を感じるということです”
“改正健康増進法や東京都受動喫煙防止法が成立した昨今の風潮からして、天井が付いていようがいまいが、不健康の巣窟とも取れる喫煙所が、駅前にドンと鎮座していること自体如何なものでしょうか??……受動喫煙対策に費やす国からの助成金の無駄遣いが問題にもなっています”
さらに、加熱式タバコ・電子タバコの問題にも言及。
“アメリカの食品医薬品局(FDA)や、更にトランプ大統領も電子たばこの販売を規制する方針を打ち出しましました。相次ぐ健康被害が報告されたためです。
日本の大手たばこ会社は「加熱式たばこ」も、葉たばこと並行して販売しているようです”“副流煙がない加熱式たばこは良しとするか?
吸った人の呼気から有害物質がでているのなら、まわりの人にやさしいとは言えないでしょうね”“公共の場、特に人が多く集まる場所の環境整備が難しいのは事実です……結局各自に防御策をゆだねるのか?副流煙の自助的対策って一体・・・”
“日本は世界で初めて視覚障害者用誘導用ブロック(通称;点字ブロック)を設置した国……たばこの副流煙対策でも何か妙案ありませんかね?”
画像はかつて横浜駅西側にあった喫煙所。屋根付きであっても結局こうなります。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
子どもの受動喫煙・タバコ誤飲事故は「虐待と同じ」 ’21年6月
家での子どもへの受動喫煙、測定の結果「3割」の子が体内から有害物質 撲滅へ対策よびかけ ~ 大阪府寝屋川市 ’22年4月
一時閉鎖した喫煙所が、再開せず撤去に!…ただし? 〈関連「感染と喫煙所」問題・その21〉 ’20年7月
喫煙所があっても「ポイ捨て」「路上喫煙」の解決にはなりません ~ 論説・ジャーナリスト石田雅彦氏 ’22年5月