「加熱式」も「タバコ」 “概念から外すな” ・・・嗅覚の鈍った中年・高年は自覚しましょう
加熱式タバコもニコチンが入った「タバコ」であり、臭いうえに有害である、受動喫煙があります。
法律でもタバコとなっていて(「たばこ事業法」の「製造たばこ」)、当然のことなのですが、喫煙者は加熱式タバコは別だと勝手に思い込んでいる者が多いようで、その問題への論説がスポーツ系サイトで掲載されていました。
臭覚が劣ってきた中高年にも気を付けてもらいたい「加熱式もたばこです」
=『CoCoKARA next』2022/3/7=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“「におい」は漢字で書くと「匂い」と「臭い」があり、前者は感じのよい匂い、後者は感じのわるい臭い”
“副流煙や呼気から漂って来る紙巻きたばこの臭い。今でもいまいましく何度も嗅がされています。たばこを吸わない人はたばこの臭いに敏感です!煙の付着(サードハンドスモーク)によって、紙巻きたばこを吸い終わった人からも臭いを感じます……喫煙所から戻って来た人とすれ違った時に気が付く方も多い”
“「においがつきにくい」などの加熱式たばこの宣伝文句を見掛けます。その上健康への悪影響が否定できないとの注意書きも”
“加熱式たばこが元の、表現のし様がない、生まれて初めての臭いを嗅ぎました。体感したことがない唐突なにおいって、概して好ましいとは感じないだろうと思ってしまうほど”
“公共施設やコンビニの前など、灰皿を撤去した場所や道路上でも堂々と加熱式たばこを吸っている人を遠目に見掛けます……灰皿のない場所でも吸って良いのでしょうか?喫煙所は紙巻きたばこを吸う人だけの場所なのか?加熱式たばこも今までのたばこの概念から外さないで欲しい”
“受動喫煙を防止するためには副流煙を浴びないことが推奨されています。副流煙を火のついたたばこから発生するけむりと定義付けたとしても、加熱式たばこもたばこ葉が原料で、しかも臭いが漂って来るのですから、健康に対しては如何なものか?と思ってしまうのです”
“むかしから酒とたばこはからだに良くないと言われています。だけど適量な飲酒は反って健康に寄与する場合があります。(お酒だってからだに良いことがあります)
嗜好の改善策として真っ先に提唱したいのは、種類は何であれ「たばこ」を吸わないことです”
紙巻タバコの先端から立ち上る「副流煙」は加熱式タバコでは出ないものの、ニコチン他の揮発成分(エアロゾル)は吸ったときに吸い口から漏れ、喫煙者の呼気からも出て、衣服や体にもしみつきます。悪臭かつ有害な受動喫煙は加熱式タバコでもあるのです。
やはり「タバコはタバコ」なのです。
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