喫煙者も「受動喫煙はイヤ」 ’23年4月「がん研」最新調査
本日も、近年よくある調査の結果です。(→末尾に過去の関連記事リンクを記載。) これは営利企業の実施ではなく、「国立がん研究センター」による、今年4月の最新アンケートです。
設問は多岐にわたっており、いろんな報道で、テーマ別に取り上げられましたので、今日からいくつかを紹介していきます。
まず、以下の記事では“喫煙者でも受動喫煙を嫌っている”ということから書かれています。
他人のたばこの煙、喫煙者でも「不快」が36.2% 国がん調査
=『CBnews』2023年05月31日 13:00=
※全文はヤフーで見ましたが、もう非公開となりました。ヤフーの題→他人のたばこの煙、喫煙者でも「不快」が36.2% – 国がん調査=『Yahoo!Japanニュース』5/31(水) 13:10配信=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 喫煙者でも他人の煙は36.2%の人が不快と感じている-。5月31日の世界禁煙デーを前に、国立がん研究センター(国がん)がこうした調査結果を公表した。また政府に力を入れてほしいことでは、「たばこ税の引き上げ」が最も多く、これに「受動喫煙対策の強化」などと続いた”
“ 「20年4月に受動喫煙を防ぐための法律が変わり、対策が強化されたことを知っているか」の質問について、「知らなかった」と回答したのは44. 1%で、「知っていた」と回答した34.8%を上回った。また、「受動喫煙を不快に思うか」との質問について「不快に思う」と回答したのは非喫煙者で77.2%、喫煙者であっても36.2%だった”
“「政府に力を入れてほしいたばこ対策」について(複数回答)は、「たばこ税の引き上げ」が41.9%で最も多く、以下は「受動喫煙対策の強化」が41.5%、「たばこの健康影響についての普及啓発活動の充実」が34.9%など”
“ 国がんでは調査結果を踏まえ、「……受動喫煙対策が強化されたがまだ認知が進んでおらず、いっそう啓発を進める必要がある」”
「がん研」発表は以下。他の結果もみな載っています。
たばこに関する調査報告=『国立がん研究センター がん対策研究所』更新日 : 2023年5月31日=
☆タバコの税については、受動喫煙・タバコ撲滅の活動者の税理士や弁護士の意見などから、おかしいこと、変更すべきものと当機構では考えております。理由は以下の過去記事や『STOP受動喫煙 新聞』2号・9号・42号などをお読みください。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
受動喫煙「不快に思う」8割以上 ~ 「がん研」調査 ’22年6月
「喫煙者といて、不快に感じたことがある」約65% ’22年6月
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