路上喫煙者により、一生消えない傷が! 煙だけでも目に悪い
眼科医がツイッターで警鐘を鳴らしているとのことです。
本当に、単なる迷惑では済まないことも多い路上喫煙、このような被害が出てからでは遅いので、犯罪とみなすべきです。
歩きタバコで起きる意外なトラブル 眼科医が注意喚起
=『おたくま経済新聞』2023/8/19 12:00=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“「ドクターK@眼科医パパ」さんが自身のSNSを通じて、「歩きタバコ」に関する“ある”健康被害について紹介し、話題となっています”
“ タバコの健康被害といえば、すぐおもいつくのが副流煙。でも「歩きタバコ」の場合には、それ以外にも重大な危険が”
“指摘した問題は、「子どもや車椅子の方の目線にタバコ」が来てしまうこと。
「条例で禁止されているとか関係なく、歩きタバコは絶対にやめてください。目線の高さにタバコが来ると、お子さんや車椅子の方の目線にタバコがあり非常に危険です。まぶたの火傷などで怖い思いをしている人もいます。大事なことなのでもう一度言います。歩きタバコは絶対にやめてください」
”
“失明する可能性も0ではありません”
“筆者も幼い頃同じような経験があり、今でもそのタバコの火による「傷跡」がのこっています。下手すれば筆者のように、一生モノの傷になることだってあり得る”
そして、火を押し付けられなくても、受動喫煙が目に悪影響があると……!
“副流煙だけでも目に影響を与えることがあるのかうかがうと、「副流煙はもちろん影響ありますね」という回答。「火が人にあたらなければいい」というだけの問題でもない”
“ つまり歩きタバコは、子どもや車椅子の人に限らず、周囲の誰にでも影響を必ず与えてしまいます。しかし現在の条例や罰則では完全に防ぎきることは困難。同じようなトラブルが度重なることで、やっと厳しいものとなることが予測されます”
なお、当機構と親しい千葉の団体TMKCこと「タバコ問題を考える会・千葉」(サイトは他団体リンクページに)が発足したのも、子どものヤケド事件がきっかけだそうです。
→TMKCの案内
ところで、この記事も、よくある、「受動喫煙」について「副流煙」との表現をしていますが、正確ではありません。「副流煙」とは紙巻タバコの先端から立ち上る煙のことです。しかし「受動喫煙」は他者からの煙の被害全般を指すことなので、喫煙者が吸ってすぐ吐いた臭い息(=呼出煙、元は主流煙)や、体などに染み付いた臭いからの「三次喫煙」も含まれます。
特に、加熱式タバコ・電子タバコ、または噛みタバコ・嗅ぎタバコなどの場合は、副流煙(=先端から出る煙)はなく、しかし、呼気などからの被害はあるので、「副流煙=受動喫煙」としてしまうと、「加熱式だから受動喫煙は無い」という屁理屈の助長になるので、注意が必要です。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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