喫煙所を廃止し「再度」敷地内全面に = 奈良県平群町
以前にも、ふらついた姿勢をしていた町役場が――、
なくした喫煙所を、また設置して、また撤去に? = 奈良県平群町(へぐりちょう) ’22年2月
「撤去」と決まったようです(でもまだ調整中?) 施行前に撤去→再設置→撤去予定……奈良県平群町の喫煙所「全面禁煙に再挑戦」 ’22年4月
ようやく国の法に従い、禁煙にしたそうです。
屋外喫煙所を今月末で廃止 奈良県平群町役場の禁煙、再度、敷地内全面に
=『ニュース「奈良の声」』2023年12月6日=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 奈良県平群町はこの12月末で、役場敷地内にある特定屋外喫煙所を廃止、来年1月から再度、敷地内全面を禁煙にする”
“ 同町は2016年、王寺町に次いで県内市町村庁舎2例目の敷地内禁煙に踏み切った(☞ 当時の記事)。一方、健康増進法の一部改正で2019年7月……行政機関などは原則敷地内禁煙となったが……立ち寄らない建物の裏や屋上への特定屋外喫煙場所の設置も可能とされた。これを受け、町はあらためて屋外喫煙所を設置していた。経緯ははっきりしないが、敷地外で喫煙する職員への苦情があったためではないか”
“ ただ、町は喫煙所をずっと残す考えもなく、職員に禁煙外来の受診を勧めるとともに労使で撤去に向けて協議を進めていた(☞ 当時の記事)。このほど町職員労働組合の同意を得られたため全面禁煙を決めた”
“ 喫煙所は庁舎の裏手にあり、構造は鉄パイプを組んでトタン板を張った簡易なもの。職員のほか議員などが利用してきた。職員約360人のうち、喫煙者は数人”
「数人」とはあいまいですが、普通に考えれば3,4人とか、多くてもひとケタでしょう。日本の成人喫煙率は2割くらいですから、360人いるなら70人くらいはいてもおかしくないので、ずいぶんと少ない数です。本当でしょうか?
その数人のために、労組が撤去に反対していた、行政がそれに屈していたのも、情けないですね。
“廃止後、敷地外での喫煙ついては良識の範囲で対応してもらい、苦情が出ないようにしたいと”
“総務防災課は「敷地内を全面禁煙にすることで受動喫煙の防止を図るとともに職員の健康を守りたい」”
ちなみに同町のサイトでの告知は以下。
令和6年1月から役場本庁舎”敷地内全面禁煙”=奈良県平群町 2023年11月24日更新=
健康増進法に基づく受動喫煙防止対策を推進するため、令和6年1月から、役場本庁舎において”敷地内全面禁煙”を実施します。
なお、役場本庁舎の特定屋外喫煙所は、令和5年12月28日をもって閉鎖します。
ご来庁される皆様のご理解、ご協力の程をお願いします。※敷地内とは、建物のみならず駐車場、通路を含めた敷地全体です。
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総務防災課
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郵便番号:636-8585
住所:奈良県生駒郡平群町吉新1-1-1
電話:0745-45-1001 ファックス:0745-45-6619
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受動喫煙やタバコ対策のページはないみたいです。
以下の画像は県のページより。
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