「禁煙集合住宅」に申し込み殺到、12倍にも! 「完全禁煙」棟は「共用部のみ禁煙」棟の2倍! ~ 東京都大田区 東京都住宅供給公社
東京都の住宅供給公社が禁煙集合住宅を展開していることはいままで3回、報道を紹介しましたが(→末尾に過去の関連記事リンク)、今度は大田区にも進出、今年の募集開始に応募が殺到しているそうです。
「部分禁煙」棟とは、自室では吸える、通路やベランダなど共用部が禁煙の棟、というようですが、いまどき共用部を禁煙としている住宅はふつうにあります。
被害のほとんどは喫煙者の部屋からの流入ですから、そりゃ完全禁煙を選ぶでしょう。
完全禁煙棟が部分禁煙棟の2倍の高倍率に~子育てに配慮した新築賃貸住宅「カーメスト石川台」
=『健美家』2024/04/06=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“新築賃貸住宅「カーメスト石川台」は、募集戸数106戸に対し、1,019件の申込みがあり、全体平均倍率が約9.6倍”
“全2棟のうち、専有部分以外を禁煙としたB号棟よりも、専有部分を含め敷地内全体を完全禁煙としたA号棟が好まれた”
“完全禁煙&子育て世帯向け間取りの多いA号棟は平均倍率約12.1倍と人気
受動喫煙防止の観点から、A号棟においては、専有部分とバルコニー等の共用部分を含む敷地内全体を完全禁煙とし、B号棟においては専有部分を除き、バルコニー等の共用部分を含む敷地内全体を禁煙とした……B号棟の平均倍率約6.2倍に対して、完全禁煙のA号棟の平均倍率は約12.1倍と人気”
この『健美家』サイトは禁煙の物件を熱心に紹介しているようです。(これも過去の記事を以下に記載)
なお、『STOP受動喫煙 新聞』46号(’24年4月18日頒布開始)では、同じ大田区で、隣のコンビニからの被害にあって、そこを完全禁煙にさせたかたが、個人で経営する「完全禁煙マンション」を建設している話が載っています。こちらのほうが、被害経験者で理解があり、近くに住むので万一の違反にもすぐ対応できると思いますので、被害者のかたはご検討ください。(今夏に公募開始の予定です。当機構会員で入居を考える方には早めに紹介できます)
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
「完全禁煙」賃貸マンションが新たにできます ’20年11月
「禁煙」賃貸マンションがまたできます ’22年6月
新「禁煙」集合住宅に応募殺到! やはり「完全禁煙」棟に集中 東京都杉並区 ’23年11月
住宅・ベランダ喫煙は撲滅を 報道に反響続々 ’18年11月
家賃に差をつけた「禁煙特約」物件 ’20年11月
アイドル“コメットさん”がマンション受動喫煙被害で発症! 救急搬送も! 家族と離れホテル住まいに…! 大場久美子さんを襲った理不尽な悲劇! ’24年4月
以前、投稿したものです。隣が分譲賃貸になり自室喫煙をするヘビースモーカーが入居したので、受動喫煙問題が勃発しました。
電子タバコの部屋にこもりにこもった常識を超えた悪臭の排出で悩まされました。管理会社や理事会から注意してもらってもどうにもならず、去年、弁護士さんに内容証明を送付してもらいましたが、その効果が持ったのはたったの4カ月。今年の2月の末からまた窓を開けての悪臭を流し始めました。
ある時、窓を閉めているのに、自分の部屋が気のせいかなんか臭う瞬間を感じ、自分の鼻がいよいよおかしくなった?と思いました。
嫌な予感がして、隣との境の壁のコンセントに顔を近づけて臭ってみました。わずかですがコンセントの穴、その周囲で隣の電子タバコの部屋の臭いがしているのでびっくりして気分が落ち込みました。外から臭いが入ってくるのが嫌で窓を閉め切ってレンジフード換気扇をつけると、気密性の低いそのコンセントから余計臭いをひっぱってくるのもわかりました。非硬化性のコーキングでコンセント周囲を埋めたりしましたが、それでも臭ってます。
このことを再度公に問題にすると、耐えきれず自分の部屋を売却したい時に売れなくなりますので言いたくても言えません。なので隣に直接インターフォンを鳴らしましたが居留守をつかわれ続けました。いよいよ訴訟かという時に、4月に入り再度インターフォンを鳴らした時にインターフォンに出てきたので、この被害を訴えました。そうしたところちょうどその日、隣が引っ越すとの事でした。特殊清掃して出ていくように訴えました。
隣の自室喫煙での臭いの被害を訴えている人はコンセントからの臭いもれに気がついていないかもしれません。自室喫煙は絶対容認できません、ありえません。法律で規制してほしいと強く思います。
隣は引っ越しましたが、まだコンセントから臭いを感じます。所有者が喫煙可物件にしているので、今後も不安は消えません。