「禁煙外来」とはどんな所か?
禁煙外来について説明した’23年の記事がありました。
当サイト・当機構は「受動喫煙」をテーマとしていますので、能動喫煙・“卒煙”の問題は基本、対象外ですが(いつもそう言っている割には、末尾の過去の記事を見ると扱い多いですが)、受動喫煙の対策の一つとして、“卒煙”を軽く勧めてみることも考えられます。じっさい、人に吸わせたくない・タバコなんかやめたいと思う正常な精神を持ちながら、依存から脱却ができない喫煙者も多いのですから。(“禁煙運動”の古参には元喫煙者が非常に多くいます)
「禁煙外来」がどんな所か説明します 治療内容から保険適用条件や費用まで
=『時事メディカル』2023/05/29 05:00=
“自力での禁煙成功率は10%程度とも言われており、なかなか困難な道のり”
“禁煙に遅すぎることはありません。
英国で行われた追跡調査では、34歳までに禁煙すると、非喫煙者と同じ生存率となることが分かっていますが、64歳までの禁煙でも3年間、寿命が延伸します”
“喫煙を続ける限り、周りの人を副流煙にさらし続けることになります”
“保険診療で禁煙外来に通えるのは、以下の4項目全てに該当する人です。
A.ニコチン依存症に係るスクリーニングテストで5点以上
B.35歳以上の場合、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳未満では200未満でも適用)
C.直ちに禁煙することを希望している
D.「禁煙治療のための標準手順書」にのっとった禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意したスクリーニングテストを記事の最後に掲載しておきます。全10項目で、「はい」「いいえ」で答えられる簡単な質問で……禁煙を試みたことがあれば、多くの人が5点以上になると思います”
“ 基本は全5回の通院で、全体でかかる金額は、薬にもよりますが、大体2万円くらいです。通院間隔は、初回から3回目までは2週間ごと、以降は4週間ごとで、喫煙欲を抑える貼り薬、もしくは飲み薬を処方します。
貼り薬の方が安価ですが、皮膚がかぶれてしまう人もいるため、患者さんに合わせて、薬は決めています。順調に禁煙できているかどうかは、本人への確認だけでなく、呼気一酸化炭素濃度を測定してモニタリングできます”
“医療の力添えがあっても、禁煙には患者さん本人の強い意志が必要で、うまくいかずにドロップアウトしてしまう人がいる……私の外来では、禁煙外来に通っていることを周りの人に宣言してもらったり、やめたくなってきたら、通い始めた時の気持ちを思い出してもらったりして、とにかく通い続けていただくことを大切にしています。その上で、吸いたいときに、どうやって我慢するかを一緒に考えて、治療を進めています”
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
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